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映画『東リベ』好調なスタート、永山絢斗逮捕も公開に踏み切った背景は

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永山絢斗

 6月30日~7月2日の「国内映画ランキング」(興行通信社提供)が発表され、北村匠海主演によるヒット作の続編2部作の後編「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦」が、初日から3日間で動員46万9600人、興収6億0500万円を挙げ、初登場1位に輝いた。今作では、主人公もメンバーとなっている東京卍會崩壊の危機をもたらす、かつての親友同士の壮絶な戦いを描いている。

 とはいえ、同作といえば、出演している俳優の永山絢斗被告が6月16日に大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕され、6日に東京地検に起訴された。

 起訴状によると、永山被告は6月15日に東京・目黒区の自宅で乾燥大麻約1.694グラムを所持。永山被告は当初、4月に大麻を所持した容疑でも逮捕されたが、地検はこれについては不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。

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 「4月の方の所持量は微量で、公判維持が難しかったのでは。なので、最初はそちらで逮捕しておいて、6月の方の件で時間を置かずに再逮捕。初犯なので懲役6月、執行猶予3年ぐらいの量刑が妥当では」(全国紙司法担当記者)

 永山被告は逮捕後、警視庁の調べに6月15日の所持は容疑を認め、4月については否認。その後、大麻の使用について「随分前からやっていた」、「もうやめたいと思っていた」などと供述していたことが報じられた。

 逮捕後、同映画の公開を危ぶむ声が出ていたが、6月30日に予定通りに公開されていた。

 「今作で永山被告の役は主役級の出演時間があるだけに、もし、映画の役と結び付くような暴行や傷害、さらに、それ以上の量刑が重い犯罪ならば公開に踏み切れなかっただろう。しかし、大麻なので最近のトレンドである『作品に罪はない』に従い公開。流れとして続編の製作もありそうだが、永山被告の役はもう出演せず。いろいろあったが、関係者が胸をなで下ろす形になった」(映画業界関係者)

 今作で好演が光った永山被告だけに、罪を償って俳優業に精進してほしいものだ。

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