正体不明の闇医者チームの姿を描く、ダーク医療エンターテインメントとなっている本作。
第2話は、ジョーカー(藤原竜也)の離婚した妻が、息子を城和大学附属小学校に裏口入学させるため、2億円を用意して欲しいとジョーカーの元を訪ねて来る。その城和大学は近年、坊城理事長(柄本明)による裏口寄付金プロジェクトで莫大な金を得ていた。しかし、金の亡者となった坊城理事長は、副理事長で息子の康之(三浦貴大)にその座を降ろされた上、ガンで余命数か月と宣告され――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第2話では、裏口入学を積極的に行い、医学部の入学者数も増やしていた大学の理事長が、実は僻地に病院を作り、日本の医療を変えようとしていたことが判明する。
坊城理事長は死の直前、ネット配信で医学生たちに「最後の講義」を行い、地方に一つでも多くの病院を作り、一人でも多くの優秀な医師を育てることが自身の夢だったことを語り、倒れる。確執のあった息子の康之もこの言葉に胸を打たれ、治療費を出すことを決意。闇医者チームは見事、坊城理事長の命を救うという展開となったが――。
ネット上からは、この展開に「金集めの為に裏口入学させてダメ医者作ったらなんのも意味ない」「どんな理由あっても裏口も裏金もだめでしょ」「全くスッキリしない」「無理がありすぎる」「単に裏口入学させて医学生の数も増やしたら質の悪い医師を量産することになる」というツッコミが集まっていた。
「第2話にして、すでに金に汚い資産家が通常の医療では救えない病気にかかり、実は善行をしていたことが判明して、闇医者チームが大金で救うという流れがパターン化している本作。しかし、今回の裏口入学で裏金を作っておいて、それが全て『日本の医療のため』というのはあまりに無理がある展開でした。裏口入学は億単位の金を要求しており、これまで問題にならないのが不思議なほど。あまりに不自然な展開にツッコミが入りまくりでした」(ドラマライター)
次回以降も、同じ無理のあるパターンが続くのだろうか――。