太田光は、猪木さんとは『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』(日本テレビ系)と『たけしの日本教育白書』(フジテレビ系)で二度ほど共演歴があるという。
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「太田総理」出演時は、最後に猪木さんが太田にビンタをする「闘魂注入」のくだりが計画されていた。だが、太田は「絶対嫌だって言ったんだ。本当に嫌だ。首の骨折れるかもしれないし」と拒絶したという。本番でもやらない流れだったものの、出演者だったテリー伊藤が「太田総理も(闘魂注入を)やってもらわなきゃダメだよ」と煽り、太田は「この人加減知らないもん」とスタジオの隅まで逃げ回ったという。
太田はその場で猪木さんに「なんであんた、モハメド・アリとちゃんと戦わなかったんだ」といった失礼なツッコミをするも、「猪木さん笑ってんだよ」とジョークの通じる人であった。その後、いざ「闘魂注入」を食らうも、「全然痛くなかったんだよ」とプロのテクニックに驚いたようだ。田中裕二も別の場所でビンタを食らうも、同じ経験をしたようだ。
さらに、この日の放送で太田は、9月30日に72歳で亡くなった六代目三遊亭円楽さんとの思い出も語った。太田は円楽さんから聞く『笑点』(日本テレビ系)の座布団運びの山田隆夫の悪口を気に入っていた。そのため、伊集院光との二人会に爆笑問題がゲスト出演した時も、本番直前であるにも関わらず、太田の姿を見た円楽さんが「この前、山田がさ……」といつもの調子で話し始め、太田は驚いたようだ。
これには、ネット上で「太田さんと円楽師匠の絡みも好きだったんだよなあ……」「猪木さんのビンタから逃げ回る太田さん面白い」といった声が聞かれた。