アメリカ・オハイオ州クリーブランドで未成年の3姉妹に性的暴行を加え、そのうちの2人を妊娠させたとして、起訴されていた男の裁判で、裁判所が男に終身刑を言い渡した。同州カヤホガ郡検事局のプレスリリース、海外ニュースサイト『FOX 13』などが9月8日までに伝えた。
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報道によると2021年のとある日、同州クリーブランドに住む3姉妹の面倒を、祖母が見ていたそうだ。3姉妹は、10歳の少女A、12歳の少女B、13歳の少女Cだ。このとき、祖母はAのお腹が膨らんでいることに気づいた。Aの妊娠を疑った祖母がAを病院に連れていくと、Aの妊娠が発覚。祖母はこの時点で警察に通報したという。
警察がAを妊娠させた人物の捜査を開始したところ、とある37歳の男の名前が挙がった。捜査関係者によると、2020年6月から2021年8月までの約1年2カ月間、男は姉妹の自宅で、繰り返し3姉妹に性的暴行を加えていたことが分かった。なお、男がどうやって姉妹と知り合ったのか、姉妹の家族関係などは公表されていない。
Aの妊娠発覚から3カ月後、今度はCが妊娠していることが判明。警察は妊娠中のAおよびCのDNA鑑定を実施。結果、AとCの赤ちゃんの父親のDNAは、37歳男のDNAと99%一致しており、父親は37歳男でほぼ間違いないことが分かった。
この結果を受けて2021年11月17日、警察は、未成年者に対する強制性交、強制わいせつなどの複数の罪で男を逮捕、起訴した。なお、その後AおよびCが中絶したのか、赤ちゃんを産んだのかは報じられていない。
9月6日に開かれた裁判では、未成年者3人に対する強制性交で有罪判決となり、男に終身刑(60年後に保釈審査あり)が言い渡された。男の認否は伝えられていない。同州検事局は「想像しがたいほどのトラウマを抱えた被害者の少女らご家族が、この判決で少しでも救われてほしい」と各社の取材に回答している。
このニュースが世界に広がるとネット上では「少女らは幼すぎる。何が起こったか分からなかっただろう。かわいそうに」「母親はいたのか? 両親ともに機能していなそうだが」「男は児童ポルノの見過ぎ。現実との区別がつかなくなっている」「こんな男、生かす価値なし。死刑が妥当」「ナニを切り取るのが一番よい解決方法」など非難の声が殺到した。
男は一生刑務所から出て来られない可能性が高い。判決は妥当なものだが、被害者の少女らが負った精神的ダメージは計り知れないほど大きい。
記事内の引用について
Cleveland Man Sentenced to Life in Prison for Sexually Assaulting Three Minor-Aged Sisters from June 2020 to August 2021(オハイオ州カヤホガ郡検事局サイト)より
http://prosecutor.cuyahogacounty.us/en-US/man-sentenced-to-life-sexually-assaulting-minor-siblings.aspx
Ohio man convicted of raping 3 underage sisters, impregnating 2, sentenced to life in prison(FOX 13)より
https://www.fox13memphis.com/news/trending/ohio-man-convicted-raping-3-underage-sisters-impregnating-2-sentenced-life-prison/GNZFEPFUHREKPBMBCJJTSUB7GI/