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ブーツ、ホイッスル、女児用下着…特殊性癖を持ったマニアによる窃盗事件と異常なコレクション数

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 2022年上半期も数多く発生した、特殊性癖を持ったマニアによる窃盗事件。常人には理解できないような異常な執着とコレクションの数々は、世間に強い衝撃を与えた。

 2月8日には、京都府京都市東山区の寺で1月、神奈川県川崎在住の30歳男が、観光のため訪れていた23歳女性のブーツ1足(約3万5000円相当)を盗んだとして、逮捕された。

 男は新幹線で神奈川から京都の寺に向かい、ブーツを盗んでそのまま神奈川に帰るという行動を取っていた。さらに、警察が男の自宅を家宅捜索すると、女性用のブーツ数十足が発見されている。女性用のブーツに異常な執念を燃やした男による犯罪だった。

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 4月5日には、兵庫県明石市の小学校に3月、61歳の男が窓ガラスを割って侵入し、更衣室から57歳の女性教諭が使用したホイッスルを盗んだとして逮捕された。この男は、同県播磨町でも中学校生徒のリコーダーを盗んだとして逮捕されていて、自宅からは約20個のホイッスルとリコーダー10個が発見された。取り調べに対しては容疑を認め、「人が使った笛に性的に興奮する」と話した。

 そして7月14日には、愛知県名古屋市中川区のアパートに侵入し、女の子用のパンツを盗んだとして、41歳の男が逮捕されている。男の自宅からは、200枚のパンツが発見された。この男は女の子用のパンツに異常な興奮を覚え、窃盗を繰り返して収集していたものと見られている。

 特殊性癖を持つこと自体は罪とならないが、窃盗による収集や法に触れるような行動など、他人に迷惑をかける人物が後を絶たない。また、再犯率が高いことも特徴である。

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