昨日の会見を受けた形で、安藤は今後の羽生について「彼の場合はすでにアイスショーにたくさん出演されていますので、アイスショーだけではなく、今まで競技者として集中していた時間をテレビ出演だったりとか、いろんなイベントに出演する回数が増えると思います」と推測。また、「競技者として応援はできなくなるかもしれないですけど、羽生結弦さんという人として応援する場は凄く増える」と私見を述べた。
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ここで、みちょぱこと池田美優が「(羽生さんは)滑るのをやめるわけではないので、余計に身近に感じるんじゃないかなと思う」とした上で、「ファンの方はこれからの活動の方が楽しみなんじゃないかな」と期待した。これを受けて、安藤も「みちょぱさんが言ったように滑ることをやめるわけではない。それは羽生選手だったり、私も含めてですけれども、トップに行けた人なので」と述べたのだ。
この時、彼女が発した「私も含めて」という言葉は「滑ることをやめたわけではない」に掛かっている言葉だったのかもしれないが、言い方の順序が間違っていたためか、ネットでは「自分も評価高いって括らないでもらっていいですかね」という指摘が。
また安藤は、アイスショーの世界の現状に触れて、「アイスショーもアマチュア選手がいるからこそ成り立っているというところもある。私たちプロフィギュアスケーターは、あまり声を掛けてもらえなくなってきて、アマチュア選手に声が掛かるので、私たちも滑るところも失っている」と明かした。その上で、「羽生さんが切り開いてくれるのかな」と期待を寄せた。だが、これにも「魅力がある演技をする人なら呼ばれてるんじゃ・・・」と思わぬツッコミが。
ただ一方で、彼女はアマチュアとプロの違いについて、五輪や世界選手権に出るか出ないかの違い」と端的に語っていた。
さらに、今回の羽生の決断について「引退」という言葉を極力使わずに解説していたことなどに対して、ネットでは「安藤さんの『引退』という言葉を使わなかったところが良かったというコメントが、さりげないけど素敵」「スケーターの気持ちにちゃんと寄り添ってて問題提起もしてとても良い」という称賛意見もあった。