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「今年も荒れるかも」七夕賞 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 荒れる印象のあるレースです。過去10年で3連単、250万、100万、59万、31万、17万、12万、11万という高額配当が多いレースで、一筋縄では行かないレースです。ハンデ戦というのが理由だと思いますが、そこだけではないのかもしれません。傾向としては軽ハンデの馬が馬券に絡みやすいように見えますが、重くされた馬も馬券に絡んでいますから、両方を入れないと馬券は取りづらそうです。

 メンバーを見渡すと、ヒートオンビートが有力だと思います。斤量は57kgで多くのメンバーより重いですが、前走は斤量58kgで天皇賞(春)4着ですから、その時よりは高いパフォーマンスを期待できます。右回りも慣れていますが、福島は今回が初めてなのでここが微妙です。それとレッドジェネシスの調子が戻りませんが、元々は期待されていた馬でそれなりの実績もあります。恐らく気持ちの問題だと思いますし、戦って来た所のレベルが他のメンバーより高いので、着順は重視しなくてよいと思います。

 そして穴と言えば、江田照男騎手が斤量50kgで出走して来ますから、ハナをきって押し切ろうとすると思います。ヤマニンデンファレは江田騎手との相性も良く、3勝の実績もこのコンビです。また、トーラスジェミニは昨年の覇者で、斤量が0.5kg増えますが、一度あることは二度あるかもしれません。昨年は前から2頭目のレース展開で最後に差し切りました。今回も前残りが決まるとしたらあり得ると思います。しかし、基本的には差しが決まるレースで、中団にいた馬たちが馬券に絡みやすいので、シークレットラン、福島記念2着のヒュミドール、ショウナンバルディ辺りが展開に向きそうです。

 それと前走の福島民報杯で勝ったアンティシペイトは、調子を戻したとなれば怖い存在で、成績は派手ではありませんが意外に堅実な馬の印象がありました。

ワイドBOX 10、14、6
ワイドBOX 3、1、9
ワイドBOX 11、16、7

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