第34回は、比嘉家では、良子(川口春奈)が喜納金吾(渡辺大知)の求婚を受け入れ、両家の顔合わせが行われる。しかし、その場に思いがけない人物が乱入し、てんやわんやの大事件に発展し――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
顔合わせの席に乱入したのは、良子と思いが通じ合っていた石川(山田裕貴)。石川と言えば、第32回では結婚を止めてほしかった良子に対し、「君の未来を祝福し、新しい門出をお祝いする」と発言。しかし、第33回で歌子(上白石萌歌)から「ねえねが結婚しても幸せですか? 幸せでないなら、ねえねを止めてください」と言われ、本当に乱入。
そんな石川を賢秀(竜星涼)は追い返そうとするも石川は食い下がり、「結婚したいんです!」と宣言。賢秀が「じゃあお前、良子を幸せにできるのか?」「良子は、生意気で頭が偉そうで口うるさいけど、俺の大事な大事な大事な妹なわけよ!」と覚悟を問うと、石川は「必ず幸せにしてみます!」と改めて良子に結婚を申し込み、二人は結ばれることになったという展開となったが――。
「自分勝手な賢秀の家族想いなところや、これまで今いち煮え切らなかった石川の本当の想いなどが感動風に描かれた34回ですが、そもそも良子が金吾との結婚を受け入れざるを得なかったのは賢秀の借金のせい。また、32回で良子から『今日で最後でいいんですか?』と言われた石川が止めてさえいれば、顔合わせもなかったはず。よく考えると、二人の態度が喜納家を振り回しただけの回でした。
ネットからも『感動させようとしてるんだろうけど全然しない』『一家全員やばい』『とにかく金吾が可哀想』『そもそもすべてニーニーのせいなのに』『みんな自分勝手すぎ』という苦言が殺到することに。良子が金のためではなく、好きな人との結婚を選ぶ感動回のはずが、また批判を集めてしまったようです」(ドラマライター)
金吾にも誠意を持って謝ったとは言えない良子や比嘉家の面々。一家はますます朝ドラ視聴者から嫌われてしまったようだ。