安倍氏は卒業式では、第1次政権が1年で終わるも第2次政権は憲政史上最長になった自身の経歴に触れ、「失敗から立ち上がる」大切さを説いたが、自画自賛とも言えるスピーチ内容には批判の声が集まっている。
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2019年の卒業式には、キングコングの西野亮廣がサプライズで登場。その際、拍手がまばらであったため「やり直し」をさせた。西野は、社会人には「コミュニケーションというものがより大切になってくる」とし、「コミュニケーションの鍵は『相手が求めているリアクションをすること』」と主張し、「やり直し」を求めた。一連のやりとりに会場では笑いが起きており、西野なりのユーモアを発露したのかもしれないが、ネット上では「主役は卒業生なのに履き違えている」「自分の卒業式で拍手のやり直しとかさせられたら私、その時点でブチ切れて帰るわ」といった批判の声を集めてしまった。
また、2015年の卒業式には、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏がサプライズで登場。「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」といったアツいメッセージを卒業生に向けて話題となった。この動画はYouTubeにアップされたが、当初は堀江氏に無断で行われたようだ。堀江氏は2015年4月16日のツイッターでは「近大のアップは担当者の勝手な判断だったようですが、別に事前に相談してくればサムネイルのクリエイティブとかの調整して掲載許可を出していましたよ。まあ事後にクリエイティブ直してOK出してます」と経緯を説明している。
有名人が数多くサプライズで登場する近畿大学の卒業式と入学式は、これからも注目を集めて行きそうだ。
記事内の引用について
堀江貴文氏のツイッターより https://twitter.com/takapon_jp