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ひそかに失業危機を迎えていた山瀬まみ 長寿番組のMC降板危機か

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画像はイメージです

 先ごろ、落語家の桂文枝が会見を行い、今年3月末をもってABCテレビ・テレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい!」の司会を卒業することを発表した。

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 「同一司会者によるトーク番組の最長放送」としてギネス世界記録にも認定された長寿番組。会見を報じた記事によると、文枝が卒業を本格的に意識したのは、昨年7月16日の自身の78歳の誕生日。「『新婚さん』といえば、基本は若いカップルが出てきて、皆さんもそれを楽しみにされている。それを78歳が聞いていくというのは、いかがなものかと思い出していたんですね」と振り返った。 

 卒業の意志を同局に伝えたところ、「快く受け入れていただいて、晴れ晴れとした気持ちで、この春に卒業させていただくことになりました。50年も使っていただいて…」と涙で声を詰まらせた。

 アシスタントは現在の山瀬まみで7代目。文枝はそれぞれに思いをめぐらせながら、7人の中でも「同い年だった梓みちよさんは、彼女の方が断然ネームバリューがあったのに、助けていただき、世に出していただいた恩人だと思っています」と懐かしんだという。

 「文枝の卒業後の体制についてはまだ発表されていないが、リニューアルする場合、山瀬も文枝とともに卒業では、と言われている。とはいえ、山瀬はこの番組がなくなったらレギュラーが0本になってしまうので事務所側も抵抗するのでは」(ABC関係者)

 以前は複数本のレギュラーを抱えていた山瀬だが、16年に「ためしてガッテン」(NHK)のリニューアルに伴い降板。20年に「天才!志村どうぶつ園」、21年に「火曜サプライズ」と日本テレビ系の番組も相次いで終了してしまい、残るは「新婚さん」のみとなった。

 発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、降板が続く原因はキャリアが長く、ギャラも高止まりしているからだとか。一度上げたギャラは下げられないのが業界の慣例で、苦境の各テレビ局が山瀬にギャラを払い続けられなくなってしまったようだ。

 新たなレギュラーが決まり、失業危機を乗り越えられるかが注目される。

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