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玉川徹氏「我々はちゃんと税金を払うべき」発言が物議 ヤングケアラー支援のため呼びかけも「予算を割けばいいだけ」と反論も

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 22日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局局員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、税金について視聴者に呼びかけたのだが、これが思わぬ波紋を呼んでいる。

 ​>>羽鳥アナ「玉川さんも悩んでる」「お休みとって」玉川徹氏の様子がおかしく心配の声?<<​​​
 
 この日の番組で取り上げられたのが、「ヤングケアラー」の問題。ヤングケアラーとは、本来は大人が担うとされる家事、または家族の世話や介護を日常的に行っている子どものこと。

 実例として紹介されたのが、小学2年生の頃から、母親の介護でほとんど学校に通えていないという、高校2年生の生徒。母親は、この生徒が産まれてすぐに夫と離婚。その後、全身の関節の骨が壊死していくという難病を発症した。役所に色々相談したのだが、介護保険が適用できないなど十分なサポートを受けられなかったため、子どもに頼らざるを得なくなったという。

 この厳しい状況について、玉川氏は「こういう人に対しても介護保険を使えるようにしましょう」と呼びかけ、介護にかかるお金について「ちゃんと公的に補助しましょう」、さらにこの生徒の教育についても「無料にしましょう」と提案。そして「社会によって支えられていけば、この子はきっと社会のためになる人間になるはず」と力を込めた。

 さらに、「全部お金がかかるんですね」とも述べ、「それは『お金持ちが寄付してくれりゃいいじゃん』じゃなくて、全ての日本人が自分の働きに応じて、こういう人たちに使えるお金を払うべきだと思う」と言及。「それって言葉があって、それが税金なんです。だから、我々はちゃんと払うべき税金を払うべきだと思います」と話していた。

 これに対して、SNS上からは「玉川さん、まじめな日本国民は、多くがきちんと税金を払ってるよ」「払って払って搾り取られてますけど」と反論が。さらに「払った税金をアベノマスクに無駄使い」「米軍ではなく、ヤングケアラーに思いやり予算を割けばいいだけじゃないの?」と使い道に問題があるという指摘も見られた。

 だが、玉川氏の「税金払おう」という、冷静に考えてみると当然の主張に対して、「当たり前の事をデカい声で言う」「上手いこと言ったと思ってる玉ちゃん」というツッコミも寄せられた。

 そして、「お金持ちが寄付してくれりゃいいじゃん」という話には、「遠回しに前澤ディス どんだ け嫌いやねん」とZOZO創業者・前澤友作氏に対する批判を感じたユーザーもいた。

 また、「ポルシェ乗ってる玉川に言われてもなあ」「TV番組がすべきことは、国に文句つけるばっかじゃなく、こういう場合には、これこれこういう支援があるから、役所に問い合わせてくださいって、どんどん紹介することなんじゃないの?」といった声も見られた。

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