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芸能リポーターが〝絶滅危惧種〟となったワケ もう後継者は現れない?

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井上公造

 芸能リポーターの井上公造氏が、今月16日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、来年3月いっぱいで芸能取材の一線から退くことを発表した。

 井上氏は日本テレビ系「スッキリ」「情報ライブ ミヤネ屋」のほか、大阪、名古屋、福岡のローカル番組など9番組にレギュラー出演していた。

 決断した理由については『一番大きいのは体調の問題』とし、約7年前から自律神経のバランスを崩していたことを告白。

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 生放送中に目まいで倒れて、CMの間に病院に運ばれたり、最近もろれつが回らなくなったこともあったという。

 井上さんは『今年の12月で65歳になる。ちょっと体を休めたいというのが一番大きな理由』と話し、『レギュラー以外でテレビ出演することはあるかもしれない』と引退については否定した。

 「昔のテレビ局のワイドショーは故梨元勝さんを筆頭に、各局が芸能リポーターを抱えスクープ合戦を展開。もし、当時のような状況なら、神田沙也加さんが亡くなったニュースでは、リポーターたちは現地に飛び、壮絶なスクープ合戦を繰り広げていただろう。しかし、もはや若い人のなり手もなく、井上氏の事務所が多くの芸能リポーターを抱えているが、若くても40代半ばでもはや〝絶滅危惧種〟のような職業」(芸能記者)

 そうなってしまったのは、テレビ各局の番組制作に劇的な変化があったという。

 「昔は、芸能事務所よりも局の方が力があったが、いつの間にか逆転。そのため、圧倒的にスキャンダルを中心とした芸能ニュースを扱う時間が減り、そのため、人件費がかかる芸能リポーターがいらなくなってしまった。かろうじて、地方ローカルの番組では芸能コーナーがあるので、リポーターたちはそこで稼いだり、WEBニュースに署名で記事を書いて食いつなぐしかない。もはや、後継者は現れないだろう」(テレビ局関係者)

 そのうち、テレビからリポーターが消えてしまうかもしれない。

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