>>携帯電話を取り上げられ激怒した息子、就寝中の母親を殺害 引き出しから母の銃を取り出し撃ち抜く<<
マレーシア・セランゴールで、71歳の父親と同居する37歳の息子がテレビのチャンネルをめぐってけんかし、父親が息子を包丁で刺し殺したと海外ニュースサイト『BERNAMA』と『The Sun daily』、『SAYS』が11月5日までに報じた。
報道によると11月3日の午前、父親と息子は居間でテレビを観ていたという。父親と息子は失業中だった。テレビのチャンネルは父親が観たい番組に合わせられていたが、違う番組を観たかった息子はチャンネルを変えた。父親と息子はチャンネルをめぐってその場で口論になったという。なお、父親と息子の他に、家に家族がいたのかどうかは明かされていない。
どれほどの時間、口論していたかは不明だが、しばらく口論した後に父親は息子を両手で押すと、息子は壁に当たってその場に倒れた。さらに父親は台所から包丁を持ち出し、息子ののどを少なくとも3回刺して殺害したという。なお、息子が父親に手を出したという情報はない。
父親は息子を殺害すると、自身の犯行を隠ぺいするため、すぐに自宅近くにある店に行き、店員に「息子が自殺を図った。首から出血していて意識がない。警察に通報してほしい」と告げた。父親からの報告を受け、店員は警察に通報。警察は父親と息子が暮らす家に駆けつけたそうだ。
警察が駆けつけてからかかった時間は不明だが、息子の首の傷が深かったことから警察は息子は自殺ではなく他殺であるとみた。警察は凶器となった包丁と父親が犯行当時に着ていた洋服を押収し、父親が事件に関わっていると断定。その後、警察が父親を取り調べたところ、息子を殺害したと認めたという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「たかがテレビのチャンネルで殺人事件が起こるなんてありえない。しかも親子の間で起こるなんて恐ろしいしつらい」「父親と息子はもともと仲が悪かったのだろう」「いい大人がテレビのチャンネルくらいでそんなけんかをするほどか。普通なら話し合ったりどちらかが折れて解決する。2人とも無職というのも気になる」「父親は自殺に見せかけようという考えが頭をよぎってとっさにのどを刺したのか」などの声が挙がっていた。
テレビのチャンネルをめぐってけんかするなど、幼稚だと思う人も多かったようだ。いずれにせよ、どんな事情があっても、人を傷つけ、ましてや殺害するなど許されることではない。
記事内の引用について
「Man slashes son after argument over tv channels」(BERNAMA)より
https://www.bernama.com/en/crime_courts/news.php?id=2019975
「Father kills son after fighting over TV station」(The Sun daily)より
https://www.thesundaily.my/local/father-kills-son-after-argument-over-tv-channels-YE8530771
「Man Slashes His Son's Throat In An Argument Over Switching TV Channels At Their Home」(SAYS)より
https://says.com/my/news/man-slashes-his-son-s-throat-in-an-argument-over-switching-tv-channels-at-their-home