東京オリンピック開会式の音楽を担当することが発表されて以降、学生時代のイジメについて語っていた過去のインタビューが改めて物議を醸していた小山田。19日には辞任が発表され、開会式には小山田作曲の楽曲は使用されないことも明らかになった。
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番組ではこの問題を取り上げていたが、MCの坂上忍は「これまでも映画で、クスリ(薬物)やっちゃった人がいました、映画を公開しないのか、映画に罪はないんじゃないの? っていう考え方もあるじゃないですか」と言及。坂上は「それこそこのタイミングで曲変えるって、どうするんだろう?」と楽曲不使用については苦言を呈していた。
一方、話を振られたブラックマヨネーズの吉田敬は「これはもう薬物とかより、イジメって最悪やと思うんですよ」と指摘。「学生が喧嘩した、暴走行為したとかと全然次元が違う」と話していた。
これに坂上は「ってことは抹殺!?」と聞き、吉田は「抹殺ですね」と賛同。「当時やられた方の人が、今大成功されてて、『あの時の経験があったからです』まで言ったらまたアレですけど、絶対そんなことないじゃないですか。なら、もう抹殺」と話していた。
しかし、ネットからはこの「抹殺」という言葉に、「抹殺はやばくない?」「怖すぎる」「悪いやつは抹殺していいってその発想もイジメ」という戸惑いの声が集まっていた。
「その後、坂上は『大会組織委員会が(小山田を)抹殺することによって今回のことをなくそうとしてるのが腹が立ってしょうがない』と話していたことから、坂上は開会式の音楽担当をやめることを『抹殺』と表現していたと思われますが、ある意味私刑を煽るような出演者たちの言い方に、多くの疑問が寄せられていました」(芸能ライター)
「抹殺」と連呼する出演者に、少なくない視聴者が不安を覚えたようだ。