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『めざまし8』都道府県別ワクチン接種ランキング公開で物議「競うものじゃない」厳しい声も

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谷原章介

 3日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で発表された都道府県別の「ワクチン接種率ランキング」に、視聴者から疑問の声が集まっている。

 問題となっているのは、倉田大誠アナウンサーの「これから『8』では毎日お伝えしていこうと思うんですが……」という言葉とともに紹介された「高齢者のワクチン接種率ランキング」。都道府県別となっており、出典として「首相官邸HP」と記されていた。

 ランキングによると、1位は高知県で10.06%、また最下位は神奈川県で2.82%となっていた。倉田アナはこのランキングについて、「みなさん、対象地域どれくらい打ってるのかなと確認していただければと思います」と呼びかけ、「人口によって差は出てくるんですが、それぞれ工夫しながらということですね」と話していた。

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 ランキングには、前日の順位から上がったか下がったかを表す矢印も表示されていたが、視聴者からは「接種率なんて競うものじゃないでしょ」「競わせてエンタメ化すること必要?」「こんなのテレビでやる必要ない」という声が上がっている。

 ワクチン接種が加速すれば、感染を抑え込める時期も早くなるものの、ワクチンはあくまで努力義務。さらに、自治体によりワクチン接種の対応が異なる上、過疎地域であればそれだけ自治体主導の接種が早く進められるものの、人口の多い地域では一人一人への接種も遅くなってしまうこともあり、ネットからは「そもそも高齢者の人数で違ってくる」「単純な順位が出せるようなものではない」という指摘も集まっていた。

 順位の低い都道府県民が、自身の住む地域へ不満を抱きかねないこのランキング。毎日発表することに多くの視聴者が懐疑的だった。

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