ナダルが出演したのは、美容院などが探せる検索・予約サイト『ホットペッパービューティー』。彼と母親役との女性のやりとりが爆笑を生み、話題となっているコマーシャルだ。同社のYouTubeチャンネルにも3月17日にアップされており、4月5日午前8時現在で『ナダルとオカンの押し問答 美容室篇』が568万回、『ナダルとオカンの押し問答 リラク篇』579万回と、驚異的な数字を叩き出している。コメント欄でも彼の熱演について、「CMでこんなに笑ったの久々w」「CMなのに何回も見てまうわ笑 西野バージョンも見たいよ!」「ナダルさんのキャラとイケボのバランス採用担当者さんセンスよすぎ」と好評だった。
「こちらの動画は、YouTubeの広告にも使われています。『何度も広告に出てきたので、この回数になった』と思われがちなのですが、同アプリのインフォメーションによると、CMを規定時間以上見たり、視聴者が広告をクリックするなどのアクションをしたりする時、再生回数にカウントされるようです。500万回も再生されているということは、全部見たり、広告をクリックしたりする人が多かったということ。一定以上の効果はあったようですね」(芸能ライター)
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いわゆるナダルはクズ芸人と呼ばれる一人。企業のコマーシャルにピンで出るのは、日清カレーメシに続き2本目である。世間からの好感度も決して高いわけではない彼が、なぜ、ここまで求められているのだろうか。
「ナダルだけではなく、同じくクズ芸人として知られる安田大サーカスのクロちゃんも、これまでスマホゲームや洗剤のコマーシャルなど、数本に出演。ドランクドラゴン・鈴木拓はミルクティーのコマーシャル、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画で借金芸人の空気階段・鈴木もぐらが酒のCMに出演するなど、いわゆる嫌われていたり、クズだと言われる芸人が、好感度必須のはずのコマーシャルに出ています。いくら世間からそういった目で見られていても、愛される一面を持っているからこそ、起用されているのかもしれません」(同上)
今回、ナダルが結果を残したことで、ほかのコマーシャル出演の依頼が来る可能性もある。今後も活躍して、世間から嫌われるクズ芸人に希望を与えてほしいものだ。