メンバーの森田剛は11月1日以降、事務所を退所する。リーダーの坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、三宅健、岡田准一は、引き続き個人で活動。それに伴い、グループ内ユニット20th Centuryは存続し、Coming CenturyはV6の解散をもって活動を終了するという。
気になる解散の理由だが、事務所によると、2019年春頃より、デビュー25周年に向けて6人で話し合う機会が増え、森田が「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」と発言したのがきっかけ。
以降、全員で話し合いを重ね、「全員で今回の結論を導き出しました」と経緯を説明。他メンバーも森田の発言を素直に受け入れたという。
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V6は1995年に結成し、2014年には紅白歌合戦に初出場。昨年はコロナ禍で25周年を迎え、11月1日に初の配信ライブを実施していたが、結成以来、メンバーが1人も欠けることはなかった。
「まさかのグループ解散に加え、森田が脱退。森田の背中を後押ししたのは、妻で女優の宮沢りえと報じられたこともあり、宮沢に対する批判の声も挙がってしまっている。ファンのためにも、解散までに大きなイベントを開催してほしいもの」(音楽業界関係者)
ジャニーズといえば、昨年いっぱいで稼ぎ頭のグループだった嵐が活動を休止。TOKIOは3月いっぱいでメンバーの長瀬智也が脱退しジャニーズを退所するため、今後、音楽活動を行うことは難しい状態に。
それに加え、V6が解散というから、かつてないような危機的な状況を迎えている。
「ポスト・嵐と期待されていた関ジャニ∞だが、今やすっかりメンバーのソロ活動中心にシフト。そのほかのグループに対して、ポスト・嵐の期待をかけたところで荷が重すぎる。滝沢秀明副社長がマネジメントを手掛けているジャニーズJr.のメンバーたちのグループの成長がわずかな望みか」(芸能記者)
事務所の危機的状況を救うため、グループとしての嵐の活動再開が早まる可能性もありそうだ。