萩本は番組中盤、30回出場という番組常連の参加者に、「今回で私、この番組終わり」とお別れ。参加者が困惑しながら「ずっとお付き合いください」と継続を求めると、萩本は「長い間ありがとう」。参加者が「それはないですよ…」と返すと、「その言葉もうれしいよ」「本当に長い間ありがとう。こういう話は長くするもんじゃない」などと降板の決意をにじませたのだ。
「生放送ではないので、カットしようと思えばできたやりとり。しかし、それを流したということは、上層部や欽ちゃん本人からのOKがあったからだろう」(テレビ局関係者)
>>萩本欽一、松本人志、有吉弘行…エンタメ最前線で活躍してきた土屋敏男P、世界に挑戦! 「電波少年」裏話も<<
萩本の発言の背景について、ニュースサイト「デイリー新潮」が報じた。日テレの小杉善信社長は、かつて萩本と一緒に仕事をした仲なので引導を渡すようなことはしないはずという。
しかし、地方予選も開くと会場費やスタッフの旅費など経費がかさみ、普通の2時間特番と比べると、2~3倍の予算がかかり、1回の制作費は1億円超えだとか。
にもかかわらず、今年の平均世帯視聴率は9.8%(ビデオリサーチ調べ)で3年連続の1ケタ。
全ての事情をくんだうえで、萩本は番組で自ら勇退を公言したようだ。
「1985年3月、視聴率が取れなくなって充電という理由で全てのレギュラー番組を降板した萩本だが、『仮装大賞』だけは降板せず。その番組を勇退するということは、テレビからの勇退になりそうだ」(芸能記者)
1人で同番組を背負うことになった香取にとって大きなプレッシャーになりそうだ。