各メディアによると、今年は「Fukushima50」が優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演男優賞(佐藤浩市)、優秀助演男優賞(渡辺謙)など12部門12受賞で受賞。「罪の声」が優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演男優賞(小栗旬)、優秀助演男優賞(星野源、宇野祥平の2名受賞)など11部門12受賞。最多受賞で並んでいるという。
注目すべきは佐藤と小栗が選ばれている優秀主演男優賞。嵐の二宮和也が「浅田家!」、元SMAPの草なぎ剛が「ミッドナイトスワン」でそれぞれ受賞。
3月19日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で開催される授賞式には、二宮と草なぎがそろい踏み。最優秀主演男優賞を争うことになったのだ。
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「草なぎがジャニーズ退所後、二宮とはニアミスすらなかった。昨年は新型コロナ感染拡大予防で無観客で報道陣も入れずに開催したが、今年もそうなるだろう。しかし、日本テレビで授賞式の様子は中継されるだろうから、各賞の受賞者一覧が並んでインタビューされる際、二宮と草なぎがどのような絡みを見せるかが注目される」(映画業界関係者)
ちなみに、二宮は「母と暮らせば」で同賞の最優秀主演男優賞を、「検察側の罪人」で優秀助演男優賞を受賞。それに対して、これまで数多くの映画に出演してきた草なぎはまだ映画賞の戴冠がない。
「二宮は一度最優秀を取っているので今年はなさそう。最優秀を取ったら取ったで『ジャニーズへの忖度だ』とネットで批判を浴びそう。草なぎが取れば取ったで日テレとしてはジャニーズに気まずい。ほかに佐藤と小栗、そして菅田将暉だが、菅田と佐藤はすでに最優秀主演男優賞を受賞済み。まだ取ったことのない小栗が本命では」(同)
投票は密室で行われクローズだが、審査員のジャッジが注目される。