映画の大ヒットに伴い、キャラクターのコラボグッズなども飛ぶように売れ、アニメや劇場版の主題歌を担当したLiSAもすっかり国民的歌手に。社会現象を次々と起こした『鬼滅』だが、実はこの大フィーバーの直前である2019年、『鬼滅』好き芸人に端を発するある珍事が起こっていた。
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「今でこそ多くの芸能人が『鬼滅』好きを公言していますが、実は芸能界で最も早く『鬼滅』にハマっていたのが芸人の椿鬼奴。原作連載当初からのファンで、『~の呼吸』という『鬼滅』ワードがまだ世間では認知されていない19年10月放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)では、水に飛び込むアクティビティの恐怖に打ち勝つため、『水の呼吸弐ノ型!』と呟く姿を披露。さらに、同月放送の『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)でも、主人公・炭治郎と同じ耳飾りをつけ、作品ファンからは反響を集めていました」(芸能ライター)
そんな鬼奴が『鬼滅』を“布教”した1人が、お笑いトリオ・ジャングルポケットのおたけだという。
「鬼奴はアニメ好きだというおたけの妻に『鬼滅』を勧め、その流れでおたけも鑑賞して見事ハマったようですが、そのおたけが『鬼滅』を勧めたのは、なんと当時『おはスタ』(テレビ東京系)で共演していた声優の花江夏樹。花江と言えば、『鬼滅』で主人公の炭治郎を務めている声優。このまさかのおたけの大ボケを、花江も自身のWEBラジオで話したり面白がっていたようですが、鬼滅ファンからも、当時『面白すぎる』『さすがおたけ』『知らないで勧めるってボケが神がかってる』という声が。花江がラジオでこのエピソードが披露されてから1年が経ち、『鬼滅』も一大ブームとなりましたが、今でもファンに語り継がれる笑い話になっています」(同)
2020年最も話題になった『鬼滅』。今となってはもうこのボケが起こることもないだろう。