☆ダノンヴェロシティ
2020年9月6日(日)新潟第5R芝1800m戦に出走予定のダノンヴェロシティ。馬名の由来は「冠名+速さ」。牡、鹿毛、2018年4月3日生。美浦・萩原清厩舎。父キングカメハメハ、母マイグットネス、母父Storm Cat。生産は浦河町・三嶋牧場。馬主はダノックス。半兄にはダートで6勝を挙げたダノングッド(父Elusive Quality)や、20年中山記念(GII)など重賞を3勝しているダノンキングリー(父ディープインパクト)がいる。本馬はキングカメハメハ産駒らしいムチっとした筋肉量豊富な馬体をしており、特にトモの筋肉は走る馬のそれ。柔らかさがあり、バランスの良い走りをしているが、まだ非力なところがあり、完成するのは古馬になってからだろう。凛とした顔立ちをしており学習能力は高そうで、長く良い脚を武器にマイルから2000mあたりの距離で活躍しそうだ。なお、鞍上は戸崎圭太騎手。
☆プリュムドール
2020年9月6日(日)小倉第5R芝1800m戦に出走予定のプリュムドール。馬名の由来は「黄金に輝く羽(仏)。本馬の毛色、父母の様に力強く羽ばたいてほしい」。牝、栗毛、2018年4月14日生。栗東・奥村豊厩舎。父ゴールドシップ、母シュヴァリエ、母父フレンチデピュティ。生産は新ひだか町・岡田スタッド、馬主はノルマンディーサラブレッドレーシング。愛馬会法人・ノルマンディーオーナーズクラブの募集馬で総額1600万円。近親には02年東京優駿(GI)を勝ったタニノギムレット(父ブライアンズタイム)がいる。本馬は牝馬としては腹袋がしっかりとしており、胸前に深さがあり内臓面は強そうだ。走るフォームはまだ不安定な印象を受けるが、それだけ伸びしろがあるということ。使いながら力をつけていきそうなタイプで、スピード勝負よりも少しパワーのいる馬場が向きそうだ。なお、鞍上は藤懸貴志騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。