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同店は近畿大学で養殖された「近大卒」の魚を提供するもので、大阪、銀座に続いて3店舗目となる。近大農学部水産学科出身のナダルは、学生時代は養殖に取り組んでいたと話し、「マグロをやっておけばよかった。実験失敗しまくってトラフグをたくさん殺しました。トラフグさん、ごめんなさい!」とOBならではの体験談を披露した。
「芸人にならなかったら、どうしていたか?」という相方・西野の振りには、「ペンギンやイルカの飼育員がしたかった。学芸員の資格も持っていて、いろんな水族館を受けたが、『様子がおかしい』ということで、流れ流れて漬物屋になった」と笑わせた。
在学中、「一切モテなかったので、川に行って、亀を捕まえて卵を産ませていた」と明かしたナダル。魚に関するナダルのマニアックな質問に、同席した近畿大学水産研究所の升間主計所長も、「本当に詳しい。広告塔として頑張って」と太鼓判を押していた。
お笑い界では、霜降り明星のせいやも近大OB。年齢はナダルが上だが、芸歴では同期ということで「せいやがご迷惑をおかけしました!」と謝罪から始め、「せいやがああいうの起こしたから僕が呼ばれた。僕らも第7世代に入れてください」と懇願するなど、同期のよしみでいじり倒していた。
イベントには近大理事長を務める世耕弘成参議院議員も登壇。「肉も野菜も穀物も全部養殖されているのに、魚だけが偏見を受けている。おいしくて安全な養殖魚で偏見を打破したい」と挨拶した。「はなれ」のある「グランスタ東京」は、東京駅改札内の新たなエキナカ商業施設。当初、6月17日開業が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこの日のオープンとなった。