過去に付き合っていた恋人の家は、小学校の近くにありました。彼のアパートは通学路沿いだったこともあり、泊まった日の朝に登校する子供達の声で起こされることも。そんなある日、彼と一緒に映画を見ていました。彼は仕事で疲れていたのか先に寝てしまい、私も映画に興味を持てず退屈していました。その時、近くにあった彼のミラーレスカメラの電源を何気なく入れてみたんです。
>>私の歯ブラシを盗む恋人〜本当にあった怖い彼氏〜<<
すると、そこのメモリーカードには、通学路を歩く小学生たちの写真が入っていたのです。翌朝、このことを聞いてみると、彼は「カメラを買ったはいいものの、撮るものがなくて、なんとなく写してしまった」とのこと。小学生が写っていることに深い意味はないと言っていました。でも私は、女の子の写真ばかりで怪しいと思っていたんです。
それから数か月して、そんな出来事も忘れた夏のある日、彼とテレビゲームをしていました。負けたら何か相手のお願いを聞くというルールでやっていたのですが、彼はその際、姪っ子の水着写真を撮ってきてほしいと言ったのです。夏には実家に帰り、小学生高学年の姪っ子を含めた家族とプールへ行くことは伝えていたのですが、まさか写真を頼まれるとは思いませんでした。私がその頼みを断ると、相手はすぐに引き下がりましたが、ガチのロリコンかもしれないと恐怖を感じましたね。その後、さすがに恋人として気持ち悪くなってしまい彼とは破局。今、彼がどこで何をしているのかわかりませんが、犯罪をしていないことを祈るばかりです。
写真・Casey Stinnett