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営業を再開しても上映作品に困りそうなシネコン大手

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提供:週刊実話

 新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、4月17日から全劇場の営業を休止していたシネコン大手のTOHOシネマズは12日、一部自治体による休業要請解除を受け、地方の10館の営業を15日から再開することを発表した。

 来館者に対しては、熱・咳などの症状がある場合は「体調を最優先いただき、ご来場を控えていただきますようお願いいたします」と呼び掛け。そのうえで、マスクの着用や手洗い&備え付けの消毒液の使用、咳エチケットの協力を要請している。

 また、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保として、「飛沫感染防止のため、原則1席ずつ間隔を空けて座席指定券を販売」、「ロビーソファー・ハイテーブルは、撤去」、「間隔をあけた入退場」を挙げるなど、対応策を明記した。「青森、静岡、高知、鹿児島など、おそらく、14日に現時点では全国に発令されている緊急事態宣言が解除されるであろうところを見込んだうえでの営業再開発表。とはいえ、客足が戻るまでしばらく時間がかかるのでは」(映画業界関係者)

 とはいえ、東宝はコロナの影響で続々と公開を予定していた作品の公開を延期。それらの作品については、いまだにPR活動すらできない状態だ。

「複数のスクリーンを抱えるシネコンだけに、困るのは上映作品の頭数がそろうかどうかでは。公開されそうなもので集客できそうなのは、アカデミー賞で戴冠した韓国映画『パラサイト』ぐらいでは。今のところ、今年に入って公開された邦画は不作が多く集客は難しいだろう」(同)

 全国のシネコンは、とりあえず東京の緊急事態宣言が解除されるのを待ち望んでいるはずだ。

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