「雰囲気としては、彼らをイメージした軽快なグラフィカルプリントや、メッセージが施されたデザインのアイテムが中心。ただし、先月31日の『有吉ジャポン』(TBS系)で、その洋服を先に見ていた有吉弘行から、『生地はめっちゃ安いね』と指摘され、慌てていました」(芸能ライター)
2人の考えは「売れてるうちに」やっておきたいという腹があるようだが、このアパレル業で大失敗したのが、意外にも佐々木希だ。
「佐々木は、犬とのペアルックが売りのブランドを2010年に立ち上げ、彼女自らもデザイナーとして参戦していましたが、レースやギンガムチェックなどが女性に敬遠され、2年足らずで撤退。その時は『女優との両立が難しくなった』という理由の直筆メッセージを出しています。ちなみに、その直筆の文字が、やたらと斜め右になっていたのが印象的というか異様でした」(芸能ライター)
一方で、最も支持を得やすいのが、ママタレによるブランド展開だ。若槻千夏、小倉優子、熊田曜子、MEGUMI…と、タレント業がある程度順調な人間が手を出しやすいのかもしれない。不動産投資も人気者が触手を伸ばしたがるビジネスだ。
「コウメ太夫、TIMのレッド吉田など芸能界の一線を退いたように見える人間も、家賃収入などで安定した生活を送っています。ただ、バブル期にマンション購入を機に、不動産投資にハマってしまったのが、意外にも阿部寛。モデル業で成功したお金を投資につぎ込むものの、バブルがはじけて数億円の借金が残り、パチンコで生計を立てていた時期もあるそうです。借金を完済するまでに20年かかったとか」(同)
飲食業も鉄板だ。焼肉、ラーメン、和食……珍しいところだと、キャバクラを経営していたのがジャガー横田。現役時代、女子プロレスラーを働かせて、六本木で「横田基地」という店を営んでいたこともある。ただ、130Rのほんこんは焼肉店を経営するも、店長に毎月着服され4か月で閉店。その店長はいまだ行方不明。残ったのは数千万円の被害金だけだった。やはり、人任せにしてはいけないということだろう。
いずれにしても、タレントのネームバリューだけだと、副業もその人自身の経年劣化で廃れてしまう。タモリは故郷・福岡で駐車場経営、また壇蜜も都内3か所で同じく駐車場を経営し、それだけで年収800万円を得ているという。タレントの副業も、手堅いものが最も良いということなのだろうか。