問題となっているのは、「ラブライブ!」シリーズの公式ツイッターが発表した、12日にJAなんすんの「西浦みかん大使」に就任の高海千歌オリジナルパネル。就任式が行われたららぽーと沼津にそのパネルが設置されていたとのことだったが、そのビジュアルについて、スカートが極端に短くなっているほか、股の部分と思われる場所に貼りついたような不自然な影が描き込まれていたことから、ネット上で議論が勃発していた。
しかし、この問題がネット上で拡散されると、現地を訪れたファンから16日頃からパネルがなくなってしまったという報告が続出する事態に。一部ファンが、アニメ文化に積極的に関わっている大田区議会議員のおぎの稔氏に協力を依頼したところ、おぎの氏は17日に自身のブログの中で、JAなんすん企画課に今回のパネル撤去について問い合わせたことを報告。騒動後、ららぽーと側に苦情が相次ぎ、JAはブースを撤去せざるを得ない状況になったことを明かし、「批判は自由ですが、ここまで企業や団体の活動を妨害してしまっても良いのでしょうか?行き過ぎたクレームではないでしょうか?」と呼びかけていた。
ブース撤去について賛否も上がっているが、この撤去に反対するファンは17日、署名サイト「Change.org」上で「『ラブライブ!サンシャイン!!』高海千歌ちゃんの西浦みかん大使コラボ展示の再設置を求めます」というプロジェクトを開始。批判に対しては反論しない姿勢を見せつつも、「『実力行使によって排除しようとする』のは間違っているのではないでしょうか?」と呼びかけ、18日昼時点ですでに賛同者は6000人に到達している。
コラボ企画は3月末まで行われるとのことだが、果たしてこのブースが再設置されることはあるのだろうか――。
記事内の引用について
おぎの稔公式ブログより http://ogino.link/category/blog/