事の発端となったのは、運営している事務所「Independent Artists Management(i AM)」が行った男性アイドルグループ「THE BROTHERS」のオーディション。オーディションの最終選考に残った応募者40人がダンスレッスンを受ける様子がオフィシャルの動画で公開されたのだが、応募者がダンスレッスンを受けている場所はBNK48が拠点にしている劇場だとする指摘が殺到し、炎上状態となってしまった。
そもそも、BNK48劇場建設の際、「Founder Member」と呼ばれる高価な劇場パスが発売され、劇場建設の資金になったことから、ファンがグループや劇場を支えてきたという意識がより強く、「神聖な場所を汚すなんて許せない」「知らない男が劇場を使うためにお金払ったんじゃない」「ファンにもメンバーにも思いやりがなさすぎる。想いを踏みにじってる」といった批判の声が集まってしまっていた。
「一方、日本のAKBファンからは、『海外でも同じようなことで炎上するんだ』『アイドルヲタの心情って世界共通なんだね』と驚く声も多く見受けられたほか、このような仕打ちに対し、BNKファンに同情する声も寄せられていました。さらに、i AMにはAKSも出資するなど強い繋がりがあり、ほかのグループでも同じようなことが起こるのではとの指摘も。現地時間の17日、BNKの支配人はフェイスブックで動画配信を行い、1日のみ使用した、今後は一切使用しないことなどを約束しましたが、いまだ炎上は続いています」(芸能ライター)
異性が同じ場所を共有したことで、繋がりが生まれることを心配する声も多数出ている。ファンの怒りは世界共通なようだ――。