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視聴率好調の陰で頭を悩ませる沢尻エリカNHK大河ドラマ降板の余波

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提供:週刊実話

 月曜朝の視聴率速報を受け、NHK局内には久々の大歓声が沸き起こったという。長谷川博己が主演を務める大河ドラマ『麒麟がくる』が、初回視聴率19・1%には及ばなかったものの、第2回でも視聴率は17・9%、3話も16・1%を叩き出したのだ。

「視聴率15%以上をキープし、ようやく大河ドラマの面目が保てるということです。信長の妻を演じる予定だった沢尻エリカ(33)に代わって川口春奈(25)を起用したため、初回放送が2週間遅れた。昨年の『いだてん』に続き、今回もコケるようだったら大河ドラマの打ち切り論が局内外から必ず浮上する。ドラマ関係者らは皆、結果を出せなかったら、それなりの処分を受ける覚悟でドラマに取り組んでいたんです」(制作会社プロデューサー)

 とはいえ、初回放送当初は高精細な4Kカメラで全編を撮影していたため、ツイッター上では様々な意見が飛び交った。

「『こんなに色鮮やかな大河ドラマは初めて』、『衣装がカラフルすぎる』、『目がチカチカする』などと、派手な色彩ばかりに話題が集中した。だが、勝てば官軍です。高視聴率を取ったため、誰も文句を言わない。久しぶりに安堵しました」(NHK幹部)

 もっとも、その一方で、ある厄介な問題が浮上しているという。

「制作費の高騰です。通常、大河は1本あたり1億1000万円はかかる。だが、今回は沢尻の収録分12話相当をすべて撮り直したために、制作費が1億5000万円に膨れ上がっているんです。ロケができないためにCGを使うなど、金に糸目を付けぬ人海戦術だった。制作費はどんどん膨れ上がった。また、川口が絡む本木(雅弘)や長谷川は同じ撮影を2度、行っているんです。今回は先方のご厚意で1.5倍で落ち着きました。しかし、こうした予算がバカにならないんです」(ドラマ関係者)

 画像だけでなく、すっきり鮮やかなゴールインを決めていただきたいが…。

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