「番組では、視聴者からの投稿に基づきながらトークを展開。福祉施設で働いている女性からは『掃除や食器洗いといった作業が女性スタッフだけに割り当てられる』といった悩みが。また、40代の3児の母は、かつて付き合っていた男性から食器を洗わないことを注意されたことにショックを受けながらも、別の男性と結婚後、小学生の娘には洗い物をさせているといったジレンマが寄せられていました」(芸能ライター)
こうした意見に対し、博多華丸は「『女の子だから』という言葉も、本当に悪気はない。ポロッて言ってしまったりする』と語るなど、呪縛に囚われていたと反省。そんな中、注目の発言をしていたのが、放送作家の鈴木おさむ氏だ。
「『女の子がサッカーするなんて』と言われたという視聴者の意見が取り上げられた時のことです。鈴木氏はこれについて、『女の子がサッカーするのはおかしいかもしれないが、体力差があるのも事実。男女が混じってはできない』と、男女の間に立ちはだかる壁について語りました。この後、『学校のレースとかというのは、運動会というのは男女別なんですよね。あれも(『同じにすべきだ』と)言われる時が来るんですかね』と疑問を投げかけ、『究極、そことのせめぎ合いになってくる』と持論を述べたのです」(同)
彼の斜め上の発言に、スタジオの空気は一瞬止まり、進行役でフリーの馬場典子アナウンサーが「違いが個性でもあるけれど、それをどう受け止めるかが難しいかもしれませんね」とフォローしていた。
この鈴木氏の発言に、SNS上からは「運動会は男女別じゃんという話に持っていったのも、複雑で難解な問題を、誤った方向に、しかも雑に単純化している」「発言は論外だと思う。本人は奇をてらったり茶化したつもりだったのだろうか。面白くもなんともないし、今時の小さなお子さんがいる父親の発言とも思えない」など違和感が。いずれにしても価値観に正解はないだけに悩ましいところだ。