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レッズ・秋山の入団会見に「拍子抜け」の声 視聴者数は400人、SNSでの生配信に関心が集まらなかったワケ

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秋山翔吾

 今オフ海外フリーエージェント権を行使し、西武から米メジャー・レッズへ移籍した秋山翔吾。その秋山の入団会見が現地時間8日午前10時(日本時間9日午前0時)に行われた。

 2010年ドラフトで3位指名を受け西武に入団した秋山は、翌2011年から今シーズンまで9シーズンにわたりプレー。この間首位打者を1回(2017)、最多安打を4回(2015、2017-2019)獲得し、2015年にはプロ野球記録となるシーズン216安打もマークしている。

 日本球界を代表する“安打製造機”の晴れ舞台に、ネット上のプロ野球ファンからも「応援してるよ!頑張って!」、「メジャーでもヒットを打ちまくってくれ」、「怪我には気をつけて、まずはレギュラーを確保してほしい」と期待する声が多数寄せられた。

 ところが、期待の声が挙がる一方で、「会見見てる人が少なすぎる…」、「もっと人が集まるかと思ったけどなんか拍子抜けだな」、「これ見てるの物好きな日本人しかいないんじゃないか?」というコメントも多く見受けられた。

 レッズの本拠地で行われた秋山の入団会見は、球団の公式ツイッター、公式ユーチューブチャンネルで生配信されている。しかし、開始からしばらくは公式ツイッターは400人程度、公式ユーチューブでは100人程度しかリアルタイム視聴者がいなかった。

 「今オフメジャー移籍した筒香は日本時間午前5時、昨年の菊池は同午前4時の会見だったので、秋山はこの2名に比べれば見やすい時間帯に会見がセッティングされたといえます。ただ、この日はその前後に、保釈中に日本からレバノンに逃走したカルロス・ゴーン被告や、中東イランとの衝突を招いたドナルド・トランプ米大統領の会見もありました。国際的に注目を集める両名に挟まれてしまったとあって、『不運すぎる』、『話題をさらわれてしまった』と嘆くファンも散見されましたね」(野球ライター)

 ゴーン被告、トランプ大統領に関心が集まる裏で、秋山は「僕はそんなにパワーのある打者ではないので、しっかりコンタクトして(打って)確率良く塁に出る」と自身の長所を生かしチームに貢献すると宣言。また、「(同級生の)ヤンキース・田中将大、ドジャース・前田健太と戦うことを目標に頑張りたい」と、日本人投手たちとの対戦を楽しみにしていることも明かしていた。

 チームを率いるベル監督が、1番打者での起用を既に明言しているとも伝えられる秋山。怪我なく順調にシーズンを迎えられれば、ファンの注目を一手に集めるような日本人対決の実現が大いに期待できそうだ。

文 / 柴田雅人

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