――元々は歌手に憧れて芸能界入りしたそうですね。“ぱいぱいでか美”という芸名にしたきっかけはなんだったのですか?
でか美 芸能活動をまだ何もしていない時に、サークルの先輩につけられた“あだ名”なんですよ。多分、Fカップのおっぱいのせいだと思います(笑)。それ以来、気に入ってずっと使ってます! 最初は周囲からビックリされたけど、今はもうみんな慣れているようで、両親も「覚えやすくていい名前やなぁ!」と言って応援してくれています(笑)。一度聞いたら忘れられないでしょ?
――『有吉反省会』に出演後、一気に知名度が上がりましたね。なにか変化はありましたか?
でか美 それまではアルバイトをしながら活動していましたが、ぱいぱいでか美一本で何とか生活できるようになりました。最近は街で「ぱいぱいでか美ちゃん!」と声をかけていただくことも増えました。本当にありがたいことです。
――なんと、過去には『NHK紅白歌合戦』にも出場していたとか?
でか美 『ゲスの極み乙女。』さんのバックコーラス…というか、賑やかしで出演させていただきました。当時は私自身、無名で駆け出しの存在だったのですが、川谷絵音さんにはずいぶんとかわいがっていただきました。実は、紅白の他にも『ゲスの極み乙女。』さん、『ジェニーハイ』さんのライブや、アルバム特典のDVDにも出演させていただいているんですよ。本当にとてもお世話になっています。
――本書ではその川谷絵音さんとも対談していますね。
でか美 昔からお世話になっている割に聞けなかったことなどありまして…。ここぞとばかりに思い切って「なぜ、ぱいぱいでか美をかわいがってくれているのですか?」と聞いちゃいました(笑)。表に立つということに対する川谷さんの姿勢を尊敬しているんです。他にも川谷さんらしいハチャメチャなアドバイスもいただけて楽しい対談でした。実はじっくり話したのは今回が初めてだったんです!
――自分の半生を本にしてみてどうでしたか?
でか美 穏やかで平凡な半生を綴って誰が興味あるんだろうと最初は思っていたのですが、いざ書いてみると、私なりにいろいろあったなぁ、と感じました。
私のような普通の女がどんな幼少〜思春期を経て芸能界で“ぱいぱいでか美”として生きていくと決めたのか、なかなか、面白い1冊になったと思います。グラビアページもあるので、そちらも楽しんでいただきたいです!
(聞き手/程原ケン)
ぱいぱいでか美
1991年5月3日生まれ、三重県出身。牡牛座O型、桃色の女。「名乗るほどでかくないがそこそこでかい」おっぱいを武器に、テレビやグラビア、ライブ活動、執筆業など縦横無尽に活動中。