「最近は視聴率も振わなくなり、局内からは“不要論”が出始めていた」(TBS関係者)
歯に衣着せぬ物言いで、「ズバリ言うわよ!」で大ブレークした細木。同番組とともに、フジテレビ系「幸せってなんだっけ」も3月で降板するという。
「うちの局は、ギャラが1時間400万ほど。経費削減でどの番組もキツいのに、細木ひとりにそんなに払えない。以前のように高視聴率が稼げるのなら別だが」(フジテレビ関係者)
細木は15日放送の「ズバリ言うわよ!」で降板の理由について、「六星占術が30年になる。この世へ出してから…。だからこれを機にいろいろ身辺整理もしたいし、そしてもうちょっと原点に戻って少し充電させてもらおうと」と説明。しかし、真相は違うようだ。
「細木は現在抱えている“魔女の履歴書裁判”で、今後、闇社会との関係が出るのを恐れている。それが週刊誌に出れば、スポンサーは自然と番組から離れる」(週刊誌記者)
“魔女の履歴書裁判”とは、ジャーナリストの溝口敦氏が06年5月から「週刊現代」誌上で、細木と闇社会との関係、過去の売春斡旋疑惑や占い盗作疑惑などを指摘。すると、細木は、連載を止めるため、闇社会の力を使って圧力をかけたという。その「圧力をかけた」ことについて、細木が事実無根として、版元の講談社相手に6億円の損害賠償を求めて提訴。しかし、筆者の溝口氏は訴えなかった。
「溝口氏は真実しか書いていないので、ヘタに被告に入れると、自分に不利な証言をされると思って訴えなかったようですが、記事に関する情報は、いずれ裁判で明らかになる」(同)
また、降板報告の際は、「もう引き出しがここ(心)もここ(頭)も空っぽですから」といつになく謙虚だった細木だが、どうやらその言葉に偽りはないようだ。
「今年の正月の『ズバリ言うわよ!』の特番。細木が今年のプロ野球の両リーグの優勝予想チームを聞かれたんです。すると、『セ・リーグ?巨人。パ・リーグ?なし』と即答。たしかに、細木にとって、そんな占いはどうでもいい話なんですが、テレビがあれこれ要求しすぎる。いくらタフな細木でも、もう疲れたんでしょう」(先のTBS関係者)
充電後の細木がテレビに戻ることはおそらくなさそうだ。