「日本では水と安全はタダ。でも、ここリオではそんな日本の常識は通用しない。ボディーガードもいざ襲われたら逃げるのが基本。装甲車も決して万能ではない。油断していると、必ずやられる。あとは女子アナの自覚だ。日本のように美脚をアピールし、肌を露出気味の衣装は絶対NGですよ。リオでは『襲って』と言わんばかりの格好と受け取られかねない。極力、肌の露出を抑え、パンツルックやジーパンなど体の線が出ないような衣装を心掛けて着用するべきだ」
実際に過去のオリンピックを例に見ても、日本の女子アナらの行動は常に地元メディアの注目を浴びるほど派手なものだった。
「ミニスカートは当たり前。中継のない日はスタッフと街に繰り出す。アルコールを飲み、そのまま買い物に出掛ける。バカンスに来た観光客のノリでリオに行けば、間違いなくレイプ犯の餌食になってしまうのは容易に想像できる。特に、NHKの澤田彩香アナや上原光紀アナ、フジの宮澤智アナ、日テレの徳島えりかアナはここが売り出しの勝負時と張り切るはずです。サービス精神も旺盛になる。当然、取材にも熱が帯び、五輪独特の雰囲気に飲まれるでしょう。結果、ハメを外す可能性が高い。スタッフがしっかり見てあげないと本当に危険ですよ」(テレビ制作関係者)
リオでは、つい最近も悲惨なレイプ事件が報じられ世界中の関心を集めたばかりだ。
「17歳の高校生が33人の男に代わる代わるレイプされたんです。この模様はネットで配信されました」(地元ジャーナリスト)
また、こうしたレイプ犯罪は何も夜に限ったことではないのだ。
「フランス人カップルとアメリカ人カップルがバスに乗っていて襲われ、恋人を白昼堂々レイプされるという悲惨な事件も起きているのです。周囲の人は関わり合いになることを恐れ、見て見ぬふりをする。まさに己の身は己で守るしかないのがブラジルのリオなんです」(前出・警察関係者)
そんな中、リオ五輪の現地キャスターに抜擢された一部の女子アナから「話が違う。正直、行きたくない」と言うネガティブな声が噴出し始めているという。
さらに、追い打ちを掛けたのが以前から報じられているジカ熱の蔓延だ。
「蚊を媒介し発生するジカ熱に感染すると、将来、小頭症の子供を出産するリスクが高まるんです。各局、どうフォローすべきか頭を抱えています」(制作会社ディレクター)
史上最低、最悪な開催地との烙印を押されかねないリオ五輪。現地レポーターを務める女子アナの身に何も起こらないことを祈るばかりだ。