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「俺は最低な奴さ」著書でも公言していた内田裕也逮捕

 ロックンローラーの面目躍如か、やりすぎか!? 別れ話を持ちかけてきた交際していた50歳女性会社員に復縁を迫る内容の文章を送ったなどとして、警視庁原宿署は強要未遂と住居侵入の容疑で、ミュージシャン内田裕也容疑者(71)が逮捕された。

 容疑は先月2日、別れ話を持ちかけられた交際女性に復縁を迫ろうと、女性の会社に電話で「暴力団と交際している。アブリをやっている」などと話し、女性宅ポストに「まだ実名は言っていない! よく考えて一週間以内にTELを! 今ならまだ間に合う!」と書いた手紙を投函。さらに19日には、女性宅に無断で侵入したとしている。ロックミュージシャンの破天荒な人生を体現した点では、内田容疑者の面目躍如といったところだろうが、被害女性はたまったもんじゃない。

 実は内田容疑者、自身のインタビュー本「内田裕也 俺は最低の奴さ」(白夜書房)でも、義理の息子・本木雅弘(45)、別居中の妻・樹木希林(68)宅に乱入。本木と樹木に返り討ちにあったことを告白している。

 『本木はすごいよ。一回俺にかかってきやがったもんね。結婚して、子供ができて、二世帯住宅作ったわけだよ。見に行ったら代官山で、「クソー」と思って、ハルシオンやってるもんだから、朝の三時か四時に毎日行って、「ファックユー、俺はどうなるんだあ!」って外で叫んで。(中略)ある日、待ち構えてたんだよね。本木が「僕らがなにか悪いことしたんですか?」「なんだてめぇ! 俺は家賃も払えねぇとこにいて、お前らこんなとこに住みやがって、この野郎」と』(著書より引用)

 著書ではその後、鉄パイプを持った樹木に返り討ちにあったことを語り、「普通だったら殺人事件になってる。林檎殺人事件だよ!」としめている。内田容疑者の行動は今にはじまったことではないのだ。

 「最後はジェラシーなんだよ人間は」と自らの行動を分析する内田容疑者だが、蛮行が許されるわけではない。

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