昨年の牝馬3冠(桜花賞、オークス、秋華賞)は2、3、3着と無冠に終わったホエールキャプチャ。しかし、実力GI級なのは衆目が一致して認めるところ。好走条件の整ったここは、千載一遇のチャンス到来だ。
1600メートルはここまで、<2200>と安定感抜群。しかも、芙蓉Sであのオルフェーヴルを一蹴しているのだから、マイラーの資質は相当高い。休み明けを1度使った効果で、状態もパーフェクトに近い。もう言い訳の利かない舞台装置が整っており、期待したい。差し切りが決まる。
福島牝馬Sで初重賞制覇を達成。破竹の勢いのオールザットジャズが相手になる。逆転候補は、牝馬3冠馬(10年)のアパパネ。休み明けを1度使われて復調の跡は歴然だけに、怖い。
◎12ホエールキャプチャ
○14オールザットジャズ
▲7アパパネ
△2レディアルバローザ、11アプリコットフィズ
☆東京10R「立夏ステークス」(ダ1400メートル)
3走前、同じ東京を舞台に驚異のパフォーマンスを披露した、カリスマサンスカイが狙い目。直線外から強襲、0秒4差突き抜けた実力と瞬発力は半端じゃない。
休み明けを1度使われて上積みは大きいし、前走比2キロ減のハンデ55キロもアドバンテージ。全馬まとめて面倒みる。
◎10カリスマサンスカイ
○6スティールパス
▲12アドマイヤサガス
△9レッドヴァンクール、11トシギャングスター
☆新潟11R「赤倉特別」(芝2200メートル)
1年5か月に及ぶ長期ブランクをものともせず、飯盛山特別を快勝(0秒2差)したトーセンペトリュス。実力がなければ到底こんな芸当はできない。これほどの馬にクラスの壁は皆無に等しいし、二走ボケ対策も怠りない。ハンデ56キロはむしろ恵まれたといえ、2連勝のチャンスだ。相手は、サウンドバスター。京都新聞杯で重賞メンバー相手に小差3着した実力は要注意だ。穴は、休み明け3戦目で走り頃のクラレットジャグ。
◎1トーセンペトリュス
○16サウンドバスター
▲3クラレットジャグ
△9タガノキャプテン、14ゲットアヘッド
☆京都11R「栗東ステークス」(ダ1400メートル)
距離、コース実績(いずれも5勝)ともここでは群を抜いている、トウショウカズンをイチ押し。交流競馬(かきつばた記念)を除外され、間隔が開いているが仕上げに抜かりはない。差し切りが決まる。相手は、インオラリオ。コーラルSをレコード勝ちしているスピードはここでは上位。好勝負必至だ。穴は、馬体の立て直しに成功した、タイセイレジェンド。
◎11トウショウカズン
○16インオラリオ
▲9タイセイレジェンド
△3シゲルソウサイ、10ケイアイテンジン
☆京都10R「葵ステークス」(芝1200メートル)
決め手はメンバー有数のヒシワイルドが、混戦に断を下す。休み明けを1度使われてすべての面で上積みは大きい。先行激化は必至で展開もおあつらえ向きだ。電光石火の差し切りが決まる。
◎9ヒシワイルド
○1ファインチョイス
▲2ハクサンムーン
△11マコトナワラタナ、14ゴールデンムーン
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。