このDVDが制作されたのは昨年の8月。兵庫県の須磨海水浴場で彼ら2人が「いい体してるね」「女性との性行為を撮らせてもらえないか」とスカウトされたのが発端だった。以後、今年の3月までに、3本のホモDVDに出演し、合計で一人7万円のギャラを受け取ったという。
かつて制作に関わったことがある同性愛者は説明する。
「DVDのタイトルに“ノンケ・ナンパ〜”とあったこともあり、2人はノンケ、つまりノーマルであることは断言できます。そもそも、この業界には『ホモのホモ嫌い』という言葉がある。ガチのホモは、ホモどうしのカラミを絶対に表に出しません。だから、あの2人はノーマル。他の作品でもそうですが、イケメンはあくまでも客寄せ。そうでなければ、あんなに安いギャラのはずがありません」
ホモDVDやグラビア、映画の出演者は、海水浴場やプール、サウナでスカウトされるというのは、よく聞く話。今回の件では、それが事実として確認されたわけだ。
「同性愛者は、まず相手のルックスに興奮します。行為そのものは、その次の話ですから、相手はノンケでいいのです。まず男前でガタイがいいのが第一条件。だから消防士、自衛隊、格闘系のアスリートなんかが、プールやサウナで狙われるんです」(同)
この事件発覚後、ネットの相談サイトでは、教師で風俗嬢、自衛隊員でSMクラブといった副業に関する質問が多く投稿されていた。お堅い職業ほど危ない世界を覗きたくなるのか。