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優勝経験ないのに? ナイツ塙が『M-1』審査員に就任した事情は

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ナイツ・塙宣之

 12月2日に放送される『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)の審査員が発表された。これまでの上沼恵美子、松本人志、オール巨人、中川家・礼二に加え、落語家の立川志らくとナイツの塙宣之、サンドウィッチマンの富澤たけしが加わる。

 ナイツ塙は『M-1』決勝戦への出場経験はあるものの、優勝は果たしていない。2015年の復活大会においては歴代の優勝コンビのネタ作成担当者が審査に挑んだが、塙の登場は初となる。なぜ、塙が選ばれたのかといえば明確な理由が存在する。

 「ナイツの漫才の特徴といえば、ボケの多さでしょう。有名な『ヤホー』のネタでは、インターネット検索で見つけた様々な『言いまちがい』をボケとして入れてきます。これは『M-1』出場時に、松本人志から『何個ボケを入れてくるのか』と驚かれたこともありますね。『M-1』決勝のネタ制限時間は4分。限られた中に、小さいボケを大量に詰め込むことで貪欲に笑いを取りに行くのです」(放送作家)

 このボケの多さは、『東京ポッド許可局』(TBSラジオ系)ではサンキュータツオらによって「手数論」と名付けられた。

 「同じく手数を得意とするコンビでは、2004年優勝のアンタッチャブルや、2007年優勝のサンドウィッチマンがいますね。関東芸人が『M-1』で勝ち抜くためには有効な戦術のひとつといえます。一方で、2010年に準優勝したスリムクラブは、間の多さを作る『反手数論』的な変化球で話題となりました。『M-1』の基本テクニックといえる手数を象徴する人物として、塙は最適だといえるでしょう」(前出・同)

 これを受け、ネット上では「優勝してない塙の自虐コメントは気になるところだな」「『M-1』ってガチムードがあるけど、塙がどこまでボケてくれるかな」といった期待の声がある。

 様々なスタイルで決勝に挑んでくるであろう芸人たちのネタを、塙がどのように補足しまとめるのか気になるところだ。

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