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ドラマ『バイプレイヤーズ』 続編キャスティングの紆余曲折

 テレビ東京系で昨年1月に放送され人気を呼んだ深夜ドラマ『バイプレイヤーズ〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜』の続編が、2月7日から『バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜』としてスタートするが、前回出演の寺島進が抜けたキャスティングがどう影響するかに注目が集まっている。

 昨年の『バイプレイヤーズ』は、文字通り名脇役として売れっ子の大杉漣、遠藤憲一、松重豊、光石研、田口トモロヲ、寺島進の6人が実名で主演するという、民放キー局にはないユニークで斬新なドラマとして、業界関係者の間でも話題となった。
 「“業界視聴率30%超え”とまで言われ、『東京ドラマアウォード2017』の連続ドラマ部門優秀賞も受賞。そのためテレ東は続編を検討、前回同様6人のスケジュール調整は難航したのですが、寺島を除く5人は大丈夫だったんです。しかし、寺島だけが“前回でやり尽くした”と、乗り気ではなかった。以前、続編について聞かれた寺島は“やっぱり(『バイプレイヤーズ』でゲスト出演した)役所広司さん主演で『七人の侍』のリメークでしょ”とも発言していましたからね」(テレ東関係者)

 黒澤明監督の映画『七人の侍』は、日本でこれまで何度かリメークの話があったが実現には至っていない。
 「もともと『バイプレイヤーズ』は、『七人の侍』のリメーク版を制作するというオファーから始まっている。だから寺島は固執しているんです」(映画関係者)

 寺島が抜けた5人が主演の続篇は、テレ東の朝ドラのロケのはずが、無人島に漂着したという設定だ。
 「他にも本田望結、吉田羊、岡田将生、小日向文世、そして役所広司といった主演クラスが登場する。高視聴率が期待されています。あとは、寺島の影響がどう出るかです」(前出・テレ東関係者)

 今回も型破りのテレ東ドラマは成功するのか?

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