今回のランキングでは、「映画ドラえもん のび太の月面探査記」が6週連続で首位をキープ。週末2日間で動員14万6000人、興収1億7500万円を記録。2位「ダンボ」は週末2日間で動員8万3000人、興収1億1000万円、3位の「翔んで埼玉」は週末2日間で動員7万5000人、興収1億0400万円を記録していた。
「上位の3作品はいずれも300館超えで上映。とはいえ、春休みで最後の週末にしては客足が伸びなかった。4位以下の作品は興収1億円に達しなかったこともあってか、数字は出ていない」(映画業界関係者)
そんな中、全国約50館での小規模公開となったのが、「麻雀放浪記2020」。3月20日に予定通りの公開を決めた白石監督の会見、5日に行われた主演の斎藤工らが出席した舞台あいさつは、各メディアで大々的に公開され宣伝効果は抜群。しかし、トップ10圏外になってしまった。
「公開規模からしたら、興収は2億円も行けばヒット作。トップ10に入らないのも納得だが、宣伝効果からすればもっと集客できたはず。配給元の東映としても、すっかりアテが外れてしまったのでは。今後、何回かイベントを開催するはずだが、なかなか集客に結び付けるのは難しそうだ」(芸能記者)
気になる瀧被告の出演場面については、ネット上では「出てなきゃ出てなくてもいいレベル」などと厳しい声が飛び、作品の評価も低いものが目立っただけに、興収が伸びないのも仕方なしといったところか。