酒井は09年に覚せい剤取締法違反事件で執行猶予付きの有罪判決を受け、12年12月に芸能界復帰を果たしたが、報道をまとめると、イメージキャラクターをつとめるのは復帰後初めて。美しい大和なでしこの代名詞として起用され、「恐縮です」と照れながらも「のりピー、マンモスうれピー!」とのりピー語で喜びを表現。
9月22日には東京・ディファ有明でデビュー30周年記念コンサートを開催することが決定。復帰した心境について、「いろいろあった後でも応援してくれる方がいてくださっているのが、私の何よりの支えです」と感謝したという。
会見の最後、元俳優の高知東生容疑者が覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された件について質問されると無言に。すぐに主催者側が割って入って会見が強制終了となり、その後も矢継ぎ早に高知容疑者に関する質問が飛んだが、酒井は無言で答えずに会場を後にしたという。
「酒井本人にとっては“黒歴史”だが、事件の際には1週間にわたって逃亡劇を繰り広げた。逃亡のおかげでかなりイメージダウン。ようやく、イメージキャラになったものの、相変わらず民放のキー局のテレビ番組はスポンサー絡みでNG。事件のことを反省しているならば、そろそろ薬物事件について自分なりのコメントをしてもいいのでは」(芸能記者)
イメージキャラをつとめる化粧品はどうやら、酒井のファンが多い中国人の“爆買い”を狙っているイメージ。「9月のコンサート会場はキャパが2000人程度だが、中国人ファンがチケットを買い占めるのでは、と言われている」(同)
中国ではまだまだビジネスチャンスがありそうだ。