毎年恒例のこの企画、今回は悩むことなくすんなりと4人と1組織をピックアップできたので早速ご紹介しよう。
まずは、伝統あるホリプロタレントスカウトキャラバン07年でグランプリを獲得している足立梨花(あだち・りか=16)。三重県出身の高校1年だ。
「誰それ?」という方はウナコーワのCMを思い出してもらいたい。北乃きい(17)からバトンを受け取り、出演しているのが彼女だ。
彼女の魅力は、人を幸せな気分に浸らせる笑顔。…と書いていて、われながら非常に気持ち悪い文章になっているのは承知しているが、事実なんだからしょうがない。
カワイイと同時に、ある意味、よく目立つ“特殊”な顔立ちなので印象に残りやすい。
次なる美少女は大政絢(おおまさ・あや=17)。北海道滝川市の出身で、東京の高校3年生である。
彼女の名がファンに知られたのは「ケータイ刑事 銭形海」のヒロインに抜擢された2007年夏のこと。事務所の先輩でもある柴咲コウ(27)と実の姉妹なんじゃないかと思わせるほどソックリな顔立ちをしているが、柴咲から“毒気”を抜いてあるので一見さんも入りやすいはず。それに、現役モデルだけあってスタイルもちょうどいい。09年は地上波のドラマでもっと使われるべき逸材である。
そして、怱那汐里(くつな・しおり=16)も滑り込みでランクインさせておきたい。「3年B組金八先生」に出演、帰国子女役を演じた(実際にオーストラリアの帰国子女)。とはいえ、アイドル好きからは熱い視線を注がれたわけではなかった。
ところが、数カ月前に第50代ポッキープリンセスに大抜擢。オレンジレンジの曲に乗って踊りまくるCMがオンエアされるや、国民がビクンと反応した。
ガッキーこと新垣結衣(20)も同じ手法でブレークしたように、ポッキーCMの方向性が間違っていないことを証明した。都内の書店員によると、忽那汐里カレンダーの注文が相次いでいるという。09年にどう売っていくかで、彼女の人生が決まるのではないか。
女子アナから1人挙げるなら、テレビ東京の新人・相内優香(あいうち・ゆうか=22)だ。なぜ彼女かというと、完全にアイドル顔なのに、まだ世間に届いてないから。もったいない!
群馬県出身の彼女、立教大学に入学すると、準ミス立教を獲得。ちょこちょことテレビに出るなど芸能活動を始め、08年4月、同局に入社した。
同局で深夜放送されている「A×A」は秋元玲奈(23)とともに新人2名が初々しく担当している番組だが、どうしても相内優香に目が行ってしまう。奥菜恵(29)、川村ゆきえ(22)と続くタヌキ顔アイドルの系譜に属しているからだろう。よって、川村ゆっきーが気になって夜も眠れない人は、絶対に「A×A」を見るように。無駄に興奮してしまい、さらに眠れない夜が続くだろう。
そして、最後に注目すべきはセントフォース、共同テレビ、フジテレビの3社が立ち上げた新事務所「フォニックス」の動向である。大学時代の相内優香も所属し、飛ぶ鳥を落とす勢いのアナウンサー軍団・セントフォース自体も注目の的だが、フォニックスがテレビ界でどのように機能していくのか。これは、今後の女子アナ界を占う点で大きな意味を持つ。フォニックスの仕掛け次第では、「女子アナ」という言葉の定義すら変わってくることをここで予言しておきたい。