ヨーロッパ中世貴族の寝室、徳川大名の寝床、あるいは遊郭風情の客室などなど、各室に趣向を凝らしたプレイルームは下品さ満点。内部もしめ縄が巻かれた男根の道祖神や金ピカのスケベ風呂、ロココな彫刻、シャンデリア、甲冑、王室馬車を模した真っ赤なベッドなどなど、ステキなアイテムが満載なのだ。美的センスはムチャクチャだが、「とにかく高級な感じがするものを集めてみました」的な雰囲気がゴ〜ジャス!
京都嵐山の日本宿を思わせるホテルの入り口は、1カ所のみ。「古都」「金閣」「銀杏」「水仙」という裏本の書名のような名前がつけられた部屋は全10タイプだった。ちなみに、もっとも高級な部屋は室内に池を配して庭園まで造った「古都」。宿泊料金はたったの1万2000円である。はっきり言って、ン万円もした御三家の部屋よりもダンゼン広く、浴槽も大きく、ベッドも大きいこっちのほうが全然イイッ!(残念な者たちの負け惜しみ)。