みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
石油の高騰が止まりません。確かに投機的な色彩が強いのかもしれませんが、頼みのオペックはなにも解決策を打ち出さず…。ガソリン、灯油、タクシー、航空運賃、食料品等の値上げ。そして新聞、印刷業界も大打撃なのです。ナイガイ120円。頑張っています。
さて、本日の中山のメーンは「師走S」。ダ1800mのハンデ戦。オープンクラスによる一戦ですが、注目のフェラーリピサが半年ぶりの実戦。大型馬ゆえに不安も残ります。
で、最大のポイントをハンデと考えました。そこで狙ったのが、サヨウナラです。前走のトパーズSでも☆印で注目していたのですが、直線鋭く追い込んで3着。人気のイブロンやドンクールに先着。このレースは後半ラスト2Fが、11秒8→12秒0。まさに芝並みの瞬発力が要求される競馬でした。追い込み馬に不向きな展開だったにもかかわらずこの3着の価値は十分。自己最高の1800m1分51秒6、なんとラスト3Fが35秒7。この瞬発力が最大のセールスポイント。今回はサイレントディール、フレンドシップ、マイネルボウノットにスズノマーチ。比較的早めに動く馬が多く、流れは向きそうです。
もとより、今年春の重賞・福島牝馬S(芝1800)で0秒4差。距離の適性を実証しています。休養明けの府中牝馬Sから一戦ごとに馬体が増加。前走は過去最高の498kg。デビュー時が440kgだったことを考えると、驚きの成長力です。
さらに、中2週のローテーションは、全6勝中4勝を稼ぎ出しているベストの臨戦過程。加えて、前走に続き再び裸同然の50kgのハンデ。強烈な末脚に期待します。
最大のライバルはメイショウサライです。久しぶりのダ1800mになりますが、オープン・ベテルギウスSでヒシアトラスの3着。当時の2着がアンドゥオール。距離の不安は感じられません。前走の霜月Sは強力メンバー。それでも直線の伸び脚は見せ場十分でした。
フェラーリピサは休養明けで割り引いて▲。