先週の平安Sは、1着メイショウトウコンと2着サンライズバッカスを軸に3連単27万円馬券をゲットしました! 久々の高配当的中だったのですっごくうれしかったです。そして、名馬への登竜門、若駒Sでは愛馬クルサードが2着と頑張ってくれました。1番人気に推されていたので正直勝ってほしい想いはあったけど、僅差の2着は立派です。
先週はうれしい週末を過ごすことができましたから、このいい波をグッと引き寄せて自分のモノにできればいいなぁ。でも、今週はさらに気合が入っているんですよ。愛馬アクロスザヘイブンが、な、何と日曜の京都メーンの京都牝馬Sに出走するんです! それはそれはすごいことです。美浦トレセンで取材をしてきましたから、それは明日の紙面でジックリ語らせていただきます。
さて、本題の東京新聞杯は、本格化した◎エアシェイディが重賞初制覇をゲットします。
まだ重賞勝ちはありませんが、まず大崩れがありません。ほぼ掲示板に載っている…というよりも、3歳時に約9カ月近い休み明けで臨んだセントライト記念6着以外は、5着以下がないという超、超堅実派。出走の半分以上は重賞を走っているし、能力は誰もが認めるところです。
が、なかなか勝ち切るまでには至っていないのは、3歳時の骨折が大きな原因。能力はスーパー一線級といっても、そこは血の通った生き物。一度歯車が狂うと、それを元に戻すのは容易なことではありませんからね。
でも、シェイディは時間こそかかりましたが、ここへきてたくましく成長を遂げました。前々走の富士Sは、4角大外のほぼ最後方15番手からメンバー最速の上がり3F33秒3を発揮し、好位から抜け出したキネティクスに半馬身迫っての2着。切れ味は最大の自慢で、パワー全開の迫力あるフットワークはあか抜けていました。馬体にもオーラがみなぎっていますし、闘争心は半端ではありません。
前走のキャピタルSも、4角10番手後方集団から。これで届くのかなと思っていましたが、エンジンが掛かったらあれよあれよと詰めより、ブラックバースピンに体半分先着。ここでも上がりは最速の33秒5でした。
ここ2戦を見ていると、東京の成績が6戦4勝、2着2回と連対率100%なのもうなずけますね。最後にすべてをかける走りは、長い直線がピッタリ。末脚大爆発で実はマイラーだったことが判明(?)したシェイディですから、堅実だけのレースはもうしません。
これだけ舞台は整いましたし、安藤勝騎手も3回目の騎乗とすっかり手の内に入れているはず。ここは支持を受ける一頭になると思いますが、信頼してもよさそう。休養も長かったため、明け6歳といっても、まだまだ若くて元気。仕上がりも早く、ハードな調教にも耐えてこなしてきました。目指すはGIのトップクラス。ここで素質のつぼみを一気に開花させます。