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2018年は「じゃない方芸人」がキテる! 三四郎・相田は“オラオラキャラ”で小宮を超えるか

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三四郎・小宮浩信、相田周二

 ここ最近、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で言うところの、“〇〇じゃない方芸人”がジワジワと面白さを増してきている。バイきんぐ・西村瑞樹、平成ノブシコブシ・徳井健太、ハライチ・岩井勇気など多数。関東芸人に多い傾向があるようだ。中でも、三四郎・相田周二の個性が光っている。

 三四郎は、中学時代の同級生同士で結成されたお笑いコンビ。テレビ出演し始めた頃は、三四郎と言えばツッコミの小宮浩信だった。バラエティ番組では、滑舌こそ悪いが「○○であれ!」「いじり急ぐな!」などとインパクトの強いフレーズを繰り出し、イジってくる先輩芸人に食ってかかり笑いを起こす。相田はそれをたしなめる役割に徹し、決して目立たず相方を立てる役割に徹していた印象が強い。

 しかし、相田はテレビ番組の企画でキャラクターの幅を広げた。昨年11月には『ゴッドタン』(テレビ東京)にコンビそろって出演。相方の小宮から、相田が実はお笑いライブで出待ちをしているファンに“オラオラな態度”をとっていると暴露される。これを受けて相田は表情を何一つ変えず、「(自分のオラオラを)ファンもほしがっている」と言い放って番組を盛り上げた。

 このオラオラぶりは、アイドルを相手にすると顕在化する。今年5、6月と『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にゲスト出演した相田。同番組は週ごとにパーソナリティーが代わるのだが、5月の指原莉乃(HKT48)の回は、「りの!ありがとな!また!」と、番組放送後に上から目線でツイート。また、6月の中井りかの回では、「おい、呼んでくれよ。なぁ」「また呼べよな」と“オラオラ”なつぶやきが見られた。

 また、今年スタートした『青春高校3年C組』(テレビ東京)では、三四郎の2人が水曜日のMC(番組では“担任”)を担当。この番組でも、相田の強気な姿勢が“ハネ”ている。ここ最近、半同棲スクープを報道された中井りか(NGT48)に対して「お前、自覚がないんだよ!芸能人としての自覚を持て!!」と相田が一喝。月曜担当のメイプル超合金・カズレーザーに負けず劣らずの詰め寄り方で笑いを巻き起こした。

 “元祖・〇〇じゃない方芸人”とも言える千鳥・ノブは、今年1月に放送された特別編のラジオ番組『千鳥のオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)の中で、たとえ笑いにならずにスベったとしても相田は凛とした表情を一切崩さず、突飛な行動に出た際も“ミステリアスな面白さ”があると語っている。また、もし今芸人という“株”を購入すると仮定した場合、「相田か、ノブコブ徳井、あとハライチ岩井。この3つの株は絶対上がると思う」とコメント。その存在を高く評価している。まだ見ぬ相田の“伸びしろ”を想像しての発言なのだろう。

 「相田さんは落ち着いた声にも定評があって、実はナレーターとしても活躍しています。テレビに出始めのころは“地味キャラ”として認知されていたために、相方・小宮さんとの棲み分けも理解している器用な芸人と言えるでしょう。17日からは三四郎をMCとしたネタ番組『若イッテンモノ』(AbemaTV)もスタートしていますが、相田さんは小宮さんとは違い安定感のある立ち回りを見せています。番組プロデューサーともよく飲みに行くようですし、芸人だけでなくスタッフからの信頼も厚いようですね」(芸能ライター)

 トーク番組の“ひな壇”では小宮が目立ってきた三四郎。しかし、今後はコンビでMCを務める機会も増えてくることだろう。そこで相田がどう頭角を現すのか。今後の三四郎・相田から目が離せない。

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