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“外国人差別”の声も 張本勲氏、オウンゴールにしたキーパーに「客と話してたんじゃないの?」発言で批判

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張本勲氏

 7日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がオランダサッカー1部リーグ・アヤックス対エメン戦で、バックパスをゴールに入れてしまったゴールキーパーに対し、苦言を呈したことが物議を醸している。

 サッカーの扱いが野球と比較すると軽い『サンデーモーニング』にしては珍しく、この日は海外サッカーを取り上げる。オランダ1部リーグのアヤックス対エメン戦で、アヤックスの選手がゴールキーパーにバックパスをしたところ、キーパーのアンドレ・オナナ選手が反応できず、オウンゴールとなってしまった様子を放送した。

 これに怒ったのが張本氏。「喝だ!」と叫ぶと、怪訝そうな顔をしながら、
「有名なチームですよ。まあ勝ってたんだけど。5対0で勝ってましたからね。キーパーは隣のお客さんと話してたんじゃないの?」

 と発言。大きくリードしていたため、オナナ選手が気を抜き、「隣の客と話していた」という独自見解を披露する。もちろん、半分冗談ではあると思うのだが。

 ところが、普段から張本氏がサッカーを語ることにイラ立ちをつのらせているファンからは「そんなはずはない」「アヤックスのレギュラーゴール・キーパーになるのは大変。そのあたりのことを理解しているのか」「張本に何がわかる」などの批判が。

 また、サッカーマニアからは「キーパーは枠外で受けようと待っていた。それを枠内に蹴ってしまった選手のミス。キーパーを責めるのはお門違い」という指摘も飛び出す。さらに、普段はあまり海外サッカーを取り上げないにもかかわらず、「ミス」だけを切り取って放映したことについても、「印象操作だ」「外国人差別だ」などと批判の声が噴出することになった。

 スポーツコーナー以外では、ヘイトスピーチなど外国人差別、とくに中国・韓国への批判について、とりわけ過剰に反応する『サンデーモーニング』だが、アメリカ・メジャーリーグや海外サッカーなど、欧米のスポーツについては、恣意的にミスしているシーンを取り上げ、張本氏に「喝」と言わせている。

 そのような番組方針も、一部のスポーツファンから「外国人差別」と批判されていることを、番組は認識するべきだ。

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