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芸能 2014年11月20日 19時00分
川崎麻世のまたぞろ不倫騒動に今度こそカイヤが三行半
“恵比寿横丁の遊び人”と呼ばれている俳優の川崎麻世(51)が『女性自身』の不倫トラブル疑惑報道に「嵌められた」と不倫を完全否定。名誉棄損で提訴も辞さないほど激怒している。 「『女性自身』の報道は別として、川崎は女をとっかえひっかえして恵比寿横丁で飲み歩いてますからね。似たようなトラブルが起こってもおかしくないですよ」(親しいテレビ制作会社スタッフ) 同誌は、川崎と34歳の女性が10月中旬に知人らと食事した後、2人で川崎のマンションに帰っていく姿を掲載した。 「記事によれば、その女性は松雪泰子似の美人。10年くらい前からの付き合いだが、不倫関係になったのは去年暮。その後、妊娠の事実を麻世に告げると、初めは『カイヤと離婚するから産んでくれ』と話していたのに、段々冷たくなってポイ捨てされたという。ところが、捨てられたはずの女性が2度も麻世のマンションに泊まったと報じている。理解不能な関係なんです」(夕刊紙記者) この報道に川崎は「嵌められた。付き合っていない」と交際自体を否定。別居中の妻のカイヤ(52)に「一緒に飲みに行っただけ。お腹の子は誰の子かわからない」と弁明したという。 「これまでの女性遍歴を見る限り、川崎の否定は説得力がありませんよ」 と言うのは元ワイドショー芸能デスク。 「90年にカイヤと結婚した後、女優の斉藤由貴、舞台女優、沢尻エリカらとも噂になった。カイヤと別居してからは、売れないモデルや一般女性と恵比寿横丁で飲み歩いている。不倫の噂があった女性は数え切れませんよ」 東京・恵比寿にある恵比寿横丁は『山下ショッピングセンター』跡地で、今では13軒あまりの飲食店が建ち並び、芸能人ご用達の飲み屋街としても知られている。 「川崎は横丁の常連。この界隈で、女性を連れ歩く彼を知らない人間はいないほどの有名人ですよ」(前出・テレビ制作会社スタッフ) また、ある常連の芸能関係者が言う。 「一時、せんだみつおの娘で無名タレントのせんだるかと飲み歩いているのを目撃されています。女房のカイヤも恵比寿横丁に連れて来たことがありますよ。異性関係についてはお互い公認しているみたいです」 ところが、今回の不倫疑惑報道についてカイヤは「誰を信じていいのかわからない」と涙ながらにコメントしている。 「川崎の『誰の子かわからない』発言に、カイヤは結婚前に妊娠した時『俺の子じゃない』と川崎に言われた記憶が甦ったらしい。今回の川崎の言葉でかなりの不信感を抱いたようですからね。今度こそ離婚に踏み切るかもしれませんよ」(別の女性誌記者) 不倫疑惑報道は別居中のカイヤとの離婚に発展する様相を呈してきただけに、夫婦の今後の動向に目が離せなくなった。
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芸能 2014年11月20日 19時00分
稼ぎ激減で濡れ場もOK 江角マキコが挑むフジ“木10”
人妻の不倫をテーマに上戸彩がヒロインを演じ高視聴率を記録したドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』。フジは官能ドラマ枠を“木10”と命名し、今後も意欲的な問題作を世に送り出す方針を固めた。 「来年4月期は広末涼子と石原さとみ。他にも真木よう子や宮沢りえなどの実力派女優の名前が飛びかっています」(関係者) そんな中、来年7月期のラインナップに、あの江角マキコ(47)を抜擢する案が急浮上しているという。しかも、江角本人自らが企画を売り込んできたというのだ。 「江角は長嶋一茂宅への落書き指示疑惑で仕事が激減してしまった。唯一のレギュラー番組だった『ぐるナイ』(日テレ)は年内降板が確実視されている。『バイキング』(フジ)も来年3月に打ち切りが内定した。もちろん江角は、同枠が濡れ場ありきの過激ドラマであることは百も承知です」(事情通) フジが江角抜擢を決断した裏には、昨今の美魔女ブームもあったという。 「江角といえば、業界関係者が最も脱がせたい女優の一人。身長170センチ、推定88センチの美乳とくびれたウエストに超美脚…。魅惑のボディーは今も健在。今夏にはブログで自身の黒ハイレグビキニ写真を公開し話題になったし、脱いでも十分イケますよ」(ドラマプロデューサー) では、濡れ場ありきの主演作でいくら支払われるのか。 「フジで主演経験をしているため、過去の実績から大御所扱いになる。恐らく一本あたり150万円〜。これに“濡れ場手当”が加算され、最終的には一本当たり200万円近くに膨れ上がるのでは」(芸能プロ関係者) 江角は、フジの木10で再ブレイクを成し遂げられるのか。
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芸能 2014年11月20日 16時00分
オーディション落選が“転機”だった菅田将暉
18日に都内で女優の能年玲奈の主演映画「海月姫」の完成披露試写会が行われ、舞台あいさつを行った能年は、女装する美男子役の菅田将暉の役作りを「素晴らしい」、「女性として見習わなければと思いました」と絶賛した。 昨年公開された、主演映画「共喰い」で「第37回日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞し脚光を浴びた菅田だが、07年にサザンオールスターズ、福山雅治らが所属する大手芸能プロ・アミューズの30周年記念オーディションを受け、応募者65368人の中からファイナリスト31人に残ったが落選。翌年「第21回ジュノンスーパーボーイコンテスト」でファイナリスト12人に選出されたことがきっかけで、杏、佐々木希らが所属するトップコートへの所属が決定した。 「アミューズはかなり多くのタレントを抱えているだけに、たとえ、オーディションに勝ち残って所属しても、必ず売れるとは限らない。それに対して、トップコートは少数精鋭主義で所属タレントが少なく、1人1人を丁寧に売り出す。ある意味、オーディションに落ちたのが菅田の大きな“転機”だったのでは」(映画関係者) 09年に「仮面ライダーW」(テレビ朝日)で仮面ライダーシリーズ最年少で主演に抜擢されると、同シリーズが人気になり名前が売れ始めた。 以後、月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」(フジテレビ)、「35歳の高校生」(日本テレビ)、映画は今年公開の作品「そこのみにて光輝く」、「闇金ウシジマくん Part2」、来年公開の「暗殺教室」に出演。ほかに舞台出演もこなして演技力を磨いている。 まだ21歳と若いが、将来の日本映画界を背負って立つ逸材になる可能性を秘めているだけに、今後の活躍がますます期待される。
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芸能 2014年11月20日 15時30分
「2014新語・流行語大賞」 本命は日本エレキテル連合の「ダメよ〜ダメダメ」か?
その年にいちばん話題となった言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2014ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート50語が、11月19日、同賞事務局から発表された。 ノミネートされた50語は、「輝く女性」「STAP細胞はあります」「バックビルディング」「まさ土」「トリクルダウン」「デング熱」「ダメよ〜ダメダメ」「2025年問題」「危険ドラッグ」「アイス・バケツ・チャレンジ」「家事ハラ」「マタハラ」「ありのままで」「レリゴー」「こぴっと」「ごきげんよう」「リトル本田」「J婚」「ゴーストライター」「タモロス」「マイルドヤンキー」「リベンジポルノ」「JKビジネス」「絶景」「レジェンド」「ゆづ」「妖怪ウォッチ」「塩対応」「マウンティング(女子)」「こじらせ女子」「女装子」「号泣会見」「セクハラやじ」「集団的自衛権」「限定容認」「積極的平和主義」「勝てない相手はもういない」「カープ女子」「ワンオペ」「ハーフハーフ」「消滅可能性都市」「壁ドン」「ミドリムシ」「壊憲記念日」「イスラム国」「雨傘革命」「昼顔」「塩レモン」「ビットコイン」「エボラ出血熱」。 昨年は多くの流行語が生まれ、予備校講師・林修氏の「今でしょ!」、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」、TBS系連続ドラマ「半沢直樹」の「倍返し」、東京五輪招致プレゼンでの滝川クリステルの「お・も・て・な・し」の4語が大賞に選ばれた。それと比べると、今年はインパクトのある流行語が生まれたとは言いがたい。 ドラマから派生した流行語では、NHK連続テレビ小説「花子とアン」(吉高由里子主演)の「こぴっと」と「ごきげんよう」、綾瀬はるか主演「きょうは会社休みます。」(日本テレビ)の「こじらせ女子」、上戸彩の不倫ドラマのタイトルになった「昼顔」(フジテレビ)、沢尻エリカ主演「ファーストクラス」の「マウンティング(女子)が選ばれたが、浸透度はいまひとつ。 理化学研究所・小保方晴子氏の「STAP細胞はあります」、佐村河内守氏と新垣隆氏の「ゴーストライター」、元兵庫県議・野々村竜太郎氏の「号泣会見」も選ばれたが、もう忘れられかけた感は否めない。 そんななか、大賞の有力候補となりそうなのが、女性お笑いコンビ・日本エレキテル連合の「ダメよ〜ダメダメ」と、大ヒットした映画「アナと雪の女王」の「ありのままで」と「レリゴー」の2語。 一般庶民に広く深く浸透しているのは、やはり、「ダメよ〜ダメダメ」で、時節柄、忘年会の余興で格好のネタになるだろう。その意味では、「ダメよ〜ダメダメ」が妥当な線ともいえそう。 その言葉が大賞となると、2012年のスギちゃんの「ワイルドだろうぉ」以来、2年ぶりにお笑いタレントのギャグが受賞することになる。 ただ、必ずしも、広く一般に浸透した言葉が大賞に選ばれるとはかぎらないため、日本エレキテル連合にとっては、ソワソワする日が続くことになりそうだ。 なお、大賞とトップ10は12月1日に発表される。(坂本太郎)
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レジャー 2014年11月20日 15時30分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(11/24東京・11/23京都)
先週の注目馬結果分析。東京デビューの注目馬・ブレイクエースは、スタート一息であったものの、馬なりのまま第一集団後方の位置取り。道中は折り合いも付き脚を溜める。4コーナーでは外へ持ち出し追われると、じわじわ伸びて5着。キレる脚がないため直線中ほどまでは前に差を広げられたが、じわじわ加速しゴールの時には差を再び詰めていた。頭の高い走法ではあるが、長く使える脚には見所あり。所変わって京都デビューの注目馬・ロードグロワールは、まずまずのスタートを切り好位の位置を取ろうとするが、置かれそうになり追っ付けながらの追走。4コーナーで左鞭を入れられると若さを出してしまいヨレてしまうが、直線立て直され追われるとメンバー中3位の上がりを使い5着。まだまだ幼いところが随所にあり距離不足の印象を受けたが、それでいてこれだけの競馬が出来るのであれば将来性は高いと見る。 今週の東京デビューの注目馬は、11月24日(月)第4R芝1600m牝馬限定戦に出走予定のレッドマジュール。馬名の由来は「冠名+大人の(仏)。大人の女性を思わせる優雅な走りを」。牝、青鹿毛、2012年5月22日生。美浦・手塚貴久厩舎。父ディープインパクト、母マンダララ、母父Lahib。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額3400万円。半姉には芝中距離で2勝を挙げているレッドシェリール(父ゼンノロブロイ)がいる。本馬は線が細いもののバランスの良い好馬体をしている。一目見てディープ産駒と思えるシルエット、皮膚の薄さ、柔らかさを持っている。卓越したバネがあり、如何にもキレる脚を使いそうなタイプ。なお、鞍上には戸崎圭太騎手を予定している。 京都デビューの注目馬は、11月23日(日)第5R芝2000m戦に出走予定のスペリオルラスター。馬名の由来は「上質の輝き。母名より連想」。牡、栗毛、2012年1月13日生、栗東・須貝尚介厩舎。父ハーツクライ、母スペリオルパール、母父ティンバーカントリー。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額3000万円。半兄には本年の小倉大賞典(GIII)や京都大賞典(GII)を勝ち、6勝を挙げているラストインパクト(父ディープインパクト)がおり、近親にはナリタブライアン(父ブライアンズタイム)がいる。本馬は晩成型が多いハーツクライ産駒らしく、まだ幼い馬体をしているが、良質な筋肉を持っている。母系の血からパワーも受け継いでおり、力強くバランスの取れたフットワークはなかなかのもの。なお、鞍上はピエールシャルル・ブドー騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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トレンド 2014年11月20日 15時30分
【噂の深層】岐阜県関市高齢夫婦刺殺事件、イケメンと話題の容疑者の素顔とは
岐阜県関市に住む高齢の夫婦を殺害した疑いで、現場近くに住むK容疑者が逮捕された事件。閑静な住宅街で白昼堂々犯行におよんだK容疑者とは一体、どんな人物なのか。 一部報道によれば、20歳のK容疑者は父親との二人暮らし。中学を卒業して以降、決まった仕事に就くことはなく引きこもりの状態だったというが、人物像については未だほとんどマスコミで報じられることがないままだ。事件を取材したフリーライターがその深層を語った。 「K容疑者の顔写真を見て、ネットではイケメンだと話題にもなっていますが、家は母親がフィリピン人で彼はハーフなため、目鼻立ちのハッキリした顔立ちだったようですね。彼を知る同級生に印象を尋ねると、“ごく普通の子だった”“アニメオタクな奴だった”“中学時代はイジメにあっていた”“ヤンキーグループの一員で暴走族にもいたらしい”など、得られる証言が支離滅裂なため、マスコミ各社もどれが本当の彼の人物像なのかつかめなかったのです。ただ一ついえるのが、彼が引きこもった時期と母親が離婚して出て行った時期が重なるということです。母親はもう母国に帰ってしまったようですが、幼少期のK容疑者にとって、そのことはかなりの心の傷になったものと思われてますね」 彼の心の闇は今後明らかになるのか、捜査の進展が待たれる。
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その他 2014年11月20日 15時30分
【声優の履歴書】第69回『キャプテン翼』沢田タケシ(初代)、『のだめカンタービレ』野田静代を演じた上村典子
声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく、注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第69目としてお届けするのは、上村典子。 日本大学芸術学部演劇科、劇団青年座付属研究所を経て、青二プロダクションに所属。声優として1980年代から活躍しており、1982年『新みつばちマーヤの冒険』テクラ役、1983年『キャプテン翼』南葛のゴールキーパー・森崎有三役(初代)、明和FC、東邦学園・沢田タケシ役(初代)、1984年『北斗の拳』フドウが育てている孤児達の一人・カン役(2代目)、1985年『ハイスクール!奇面組』御女組・三段腹幾重役、1986年『聖闘士星矢』少年時代のフェニックス一輝役、1988年『キテレツ大百科』ブタゴリラこと熊田薫の母親・熊田小百合役、『ひみつのアッコちゃん』(第2作)アッコのクラスメイト・モコの弟のカン吉役、大将の母親役、ヨシコ先生役などを演じる。 1989年には、『新ビックリマン』ベイギャルズのリーダー・ボルカンヌ役、1990年『ちびまる子ちゃん』(第1期)冬田美鈴役(初代)、1991年『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』ヒロイン・マァムの母親のレイラ役、1992年『コボちゃん』山川ミネ、『美少女戦士セーラームーン』宿敵・ダーク・キングダムの真の支配者であるクイン・メタリア役、1993年『熱血最強ゴウザウラー』学級委員長であり、ザウラージェットのパイロット・石田五郎役、大山育代役、北条千代乃校長役、『ジャングルの王者ターちゃん』女剣士・レーア・マルソー役、1994年『美少女戦士セーラームーンS』敵幹部の一人・カオリナイト役、1996年『クレヨンしんちゃん』主人公・野原しんのすけの母方の祖母・小山ひさえ役、1997年『ドクタースランプ』(リメイク版)ペンギン村の幼児・皿田きのこ役、2002年『あたしンち』ユズヒコの担任の女性教師・原先生、2007年『のだめカンタービレ』主人公・野田恵こと、のだめの祖母の野田静代役、2014年『暴れん坊力士!! 松太郎』おかみ役など、少年役や母親役、老婆役が多く、女性を演じる場合は芯の強い気丈な女性を演じる場合が多い。 他にも、NHK教育『にんげんゆうゆう』、TBS『報道特集』やCMなど、ナレーションも多数担当している。
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スポーツ 2014年11月20日 15時30分
12球団合同トライアウト 2014年 再起を目指す男たち(ネット裏情報)
今年度の『第1回 12球団合同トライアウト』から5日後の11月14日、巨人が中日を戦力外となった吉川大幾内野手(22)の獲得を発表した。吉川は2010年、ドラフト2位で指名され、母校・PL学園の先輩が付けていた『背番号3』を継承するなど、将来を嘱望された若手の1人だった。 吉川は若手育成の登竜門とも言うべくフェニックスリーグに参加したが、途中で強制帰還を食らった。一部報道によれば、練習態度が悪く、首脳陣の逆鱗に触れたという。名古屋の二軍施設で練習していたところを呼び出され、非情の通告を受けた。フェニックスリーグの取材で宮崎入りした取材記者によれば、「吉川解雇の一報を聞かされた中日ナインは驚いていた」そうだ。 その吉川がドラフト候補だったころのスクラップ帳を見直してみた。<PL学園が今季初実戦を行い、10球団のスカウトが訪れた。−省略−吉川は4打数1安打、巨人・益田明典スカウトは「足、肩、打撃がいいのは分かっている。夏まで見ていく」と目を細めていた>(10年3月15日付/日刊スポーツ) “4年前の恋人”が戦力外になれば、興味を持たないはずがない。 「練習態度に問題があったとする報道が本当だとしても、解雇の理由はそれだけなのか? 何か別の理由もあるのでは…」 そう勘繰るメディアもいないわけではないが、吉川はトライアウトを受験していない。過去、トライアウト受験を避け、解禁後の個別交渉で移籍先を決めた戦力外選手もいないわけではなかったが、その多くはベテラン選手である。今年度のトライアウトの受験者リストを見てみると、59人中19人。20代の出場機会に恵まれなかった選手が「自己アピールするチャンス」とも捉えられる。しかし、去る11日には、楽天が前西武・山崎浩司内野手(34)、前DeNA・藤江均投手(28)の獲得を発表した。事情は異なるが、同日、やはり広島が新井貴浩内野手(37)の獲得を決めた。第2回トライアウトを前に、北方悠誠投手(20=前DeNA)がソフトバンクの入団テストに招かれ、東野峻投手(28=前オリックス)のDeNA入りも決まった。また、巨人入団テストを受けていた堂上剛裕外野手(29=前中日)の“合格”も確実となった(17日時点)。東野、堂上はともかく、トライアウト未受験者の去就が先に決まるのはいかがなものだろうか。 トライアウトが実施されたのは、01年。球界再編で揺れた04年、選手会はトライアウト前に球団が独自の入団テストを行わないよう、経営陣側と申し合わせをした。トライアウト実施後、自軍の入団テストに選手を呼び寄せるのはルール違反ではない。但し、「改めてテストしたい」とは、現行のトライアウトでは「受験選手の見極めることができない」と言っているのも同じである。戦力外通告を受けた選手(自由契約)の一本釣りは悪いことではない。むしろ、必要と判断されたのだから、選手にとっては有り難い限りである。しかし、時期を考えるべきではないだろうか。 トライアウトの内容の見直し、個別交渉のタイミングについて、選手会と経営陣がもう一度話し合うべきである。でなければ、トライアウトは形骸化してしまうだろう。(了/スポーツライター・美山和也)
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スポーツ 2014年11月20日 15時00分
元ドラ1、元新人王、巨人の元開幕投手−− 現役続行へ、気持ちに区切りを付けるため、それぞれのトライアウト
戦力外を通告された選手にとって、トライアウトは野球人生を振り返る時間ともなるようだ。俺はまだ燃え尽きていない。現役を続けたい…。11月9日に行われたトライアウトでは「こんな野球のことばかり考えた時間はなかった」と語る選手も多かった。 前日本ハムの村田和哉外野手(29)が背走してのスーパーキャッチを見せれば、星秀和(27=元西武)は内野ゴロで一塁にヘッドスライディングをして観客を沸かせた。真剣勝負の野球は、これが最後かもしれない−−。そんな思いが受験選手59人に緊張感を与えていたようだ。 この日、受験投手で最速の145キロをマークした前ソフトバンクの江尻慎太郎(37)は、登板後すぐの取材要請にも応じてくれた。 「体が動くところを見せようと。(来年)38歳になるけど、『まだ元気です』ってところを見せるため、真っ直ぐにこだわって、それを(各球団編成に)見てもらえれば。2回目のトライアウト(22日)? 受けないと思う」 今後に関しては「家族とも相談して」と話していたが、「オファーがあれば、それに越したことはない。あると信じて」と、野球愛を吐露していた。 「これがラスト登板かもって、マウンドに行ってから気がついた(笑)。最後のマウンドが室内ではなく、球場でやれたので良かった」 江尻はこんな達成感も口にしていた。同日朝の天気は雨。開始当初は室内練習場でウォーミングアップと野手ノックが行われていたが、天候の回復が見込まれたところで球場職員が必死にグラウンドを整えたのだ。 前オリックス投手の八木智哉(31)はベンチ裏に引き上げるなり、「やった」、「疲れた」と叫び、その場でしゃがみ込んでしまった。打者4人に対して、奪三振1。ヒット性の当たりは1本も許していない。 「マウンドに行ったら、変に緊張するんじゃないかと思ったけど、いい緊張感を持って投げられた。やるべきことはやった」 八木が繰り返して口にしたのは「気持ちで投げた」という言葉。八木と同じく一軍実績の豊富な藤井秀悟(37)は2四球と振るわなかったが、彼のグラブには『野球小僧』の4文字が刺繍されていた。まるでそれは野球と長く向き合ってきた証でもあるようだ。 伊藤拓郎投手(21=前DeNA)はトライアウト本番に臨むまでの約1カ月間について、こう語っている。 「色々なトレーニングをしてきました。ピッチングについて教えてもらったり、人との繋がりを感じた1カ月間でした」 2年前までチームトレーナーを務めていた恩人が自ら練習相手を買って出てくれたという。伊藤以外のDeNA受験投手たちは、チームメイトが登板するとき、三塁側ベンチに入って檄を飛ばしていた。前DeNAの陳冠宇(24が登板したときには、「高田、こんなにいい投手じゃないかよぉ〜」のヤジがスタンドから響いた。ヒット1本を許したが、「陳に興味がある」と言い切ったスカウトも実際にいたほどだ。 バックネット直撃の暴投を見せた北方悠誠(20=前DeNA)は、シーズン中も制球難に苦しんだことを打ち明けている。 「自分はイップスです。でも、下を向いていても始まらないし、ボールを投げないで調整したり、野球以外のトレーニングもやったり…。これまで必死にやったけど結果が出ていなかったので、だったら新しいものに挑戦しないと」 DeNAなど数球団が興味を示した東野峻(28=前オリックス)は、連続三振を奪うなど格の違いを見せつけた。 「真っすぐの力強さをアピールできた。28(歳)なのでまだやりたい。最後になるかもしれないと気持ちを出した。新しい自分も見せたい」 東野はスライダーに定評のある投手だったが、この日はフォークを多用して投球に幅があるところも見せている。 気持ち、新しい自分…。生き残りを懸けた男たちは、今までとは違う自分への第一歩を踏み出していた。(スポーツライター・美山和也/写真・佐藤基広)
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芸能 2014年11月20日 15時00分
武田久美子の美貌にピース綾部祐二がメロメロ
女優の武田久美子と、お笑いコンビ・ピースの綾部祐二が20日、都内にて、「ベストハリ肌ニスト 授賞式」に出席した。 一般女性が憧れるエイジングケアを意識し輝き続けている著名人を表彰する「ベストハリ肌ニスト」。一般女性を対象にした「努力と時間を惜しまず、エイジレスな美貌を保つ40代女性タレント」の調査で1位に輝いた武田が受賞し、美肌美女に目がない綾部がプレゼンターを務めた。 授賞式では、武田は、赤のエレガントなシースルードレスで登場し、綾部は「美しいですね」とすっかり武田の魅力の虜になった模様。武田が、「嬉しいです。あまり表彰されることがないので」と喜びを口にすると、「そうなんですか?」と信じられない様子の綾部は、「世の中の人はもっと、武田さんを表彰しないとダメですよ。これだけ美しいのですから」と憤慨した。(中村道彦)