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芸能 2015年02月06日 11時45分
岡村隆史 “ラッスンゴレライ”8.6秒バズーカーのギャラ暴露「3、4か月前の給料月4000円」
5日深夜に放送されたラジオ番組「ナインティナイン 岡村隆史のオールナイトニッポン」でパーソナリティを務める岡村隆史が、「ラッスンゴレライ」で大ブレイク中のお笑いコンビ・8.6秒バズーカーのギャラを暴露した。 8.6秒バズーカーは「ラッスンゴレライ」というリズムネタで女子高生を中心に人気を獲得し、2015年早々に大ブレイク。デビュー1年未満でDVDを発売し、よしもと史上最速記録を樹立。また、大阪のなんばグランド花月で単独ライブも開催。単独ライブでのNGK史上最速記録も作った。 岡村は「ホンマにすごいねんて。ラッスンゴレライ。8.6秒バズーカー。なんかイベントとかやったら、ふなっしー以来の人が来るみたいなんですよ。リズムネタは、ホンマは麻薬だっ言われてるんですけど、ごっつりハマってもうて」と8.6秒バズーカの活躍ぶり語った。 そして、「連日、テレビとか出てるでしょ!? 3、4か月前の給料月4000円ですよ。4000円が次の年に倍になって、今はもう倍々になっていってるんですって」とギャラの内情を暴露。 最後に「ただ本人ら何にもわかってなくて。とにかく色んなイベントに顔出して、何にもわからん状態やねんて。だから、今一番よしもとに叩かれていると思うよ。ギャラとかも全部。可哀想に…」と心配していた。 あまりにも急に人気が爆発してしまっただけに、当然ブームが沈静化するのも早いだろう。8.6秒バズーカーの今後が心配だ。
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アイドル 2015年02月06日 11時45分
乃木坂46 畠中清羅が卒業 ブログでもコメント
アイドルグループ、乃木坂46の畠中清羅が同グループから卒業することが発表された。これを受けて、畠中は自身のブログで、その思いを綴っている。 5日に「皆様へ」とのタイトルで更新された同ブログで畠中は、「私は乃木坂46が結成されてから一期生として約3年半活動させて頂きました。大好きな地元を離れて1人で上京した時を今でも鮮明に覚えています。最初の頃は、寂しくて地元の大分に帰りたくていつも泣きながら家族や友達に電話をしてました。その度に家族や友達は私を支えてくれました」と振り返った。 また、卒業する理由について、「私が卒業を選んだ理由は、乃木坂46というグループに頼ってばっかではなくて自立してこれから大人になっていくうえで沢山の武器を自分に身に付けたいと思ったからです。正直、乃木坂46という大きな船を自ら降りる事は色々な事が待ち受けていると思うし、心配な事も沢山あります。だけど、このままここに甘えていても変われないなと思って全て自分で考え決断しました」と語っている。 畠中清羅は1期生として乃木坂46に加入。セカンドシングル「おいでシャンプー」では選抜メンバーに選ばれている。
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その他 2015年02月06日 11時45分
「東京ゲームショウ 2015」が幕張メッセで9月に開催
5日、都内のホテルニューオータニで「東京ゲームショウ2015」の開催発表会が行われた。 今回の発表会で、「東京ゲームショウ2015」を、9月17日から20日までの4日間(17、18日はビジネスデー)、幕張メッセにて開催することを発表。また、今回の開催テーマは、「もっと自由に、GAMEと遊ぼう。」とした。スマートフォンやタブレット端末にもゲームが広がりを見せ、楽しみ方もひとつではなくなっているこということで、コンピュータエンターテインメント協会(CESA)会長の鵜之澤伸氏は、「楽しみ方のスタイルが変わっている。東京ゲームショウも、新しいスタイル、一歩進んだものになれば」とコメントした。 また、4月には、ソーシャルゲーム協会(JASGA)が、CESAと合流する予定となっており、今年のゲームショウには、旧JASGAもメンバーもCESAとして参加するとこが発表された。 共催者として登壇した日経BP社 代表取締役社長の長田公平氏は、アジアを中心とした海外市場開拓について触れ「昨年はアジアから143社の出展があったが、この数を増やしていきたい。東京ゲームショウは、名実共にアジアナンバーワンのゲームイベントに成長できたのではないかと考えている。この地位をますます強固なものしていきたい」と語った。 会場の来場者予定数は22万人を最低目標として目指すとのことで、出展社数は300社を予定。幕張メッセのホールは前回と同じく、イベント用に1〜9ホールとイベントホール、商談用に国際会議場を使用する。(斎藤雅道)
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その他 2015年02月06日 11時45分
希美まゆと希島あいりが新曲発表! 過去最高動員数も記録した「ミルジェネ音楽祭」の勢いが止まらない
ニューアーティストは希美まゆに希島あいり!音楽レーベル「Milky Pop Generation(通称=みるじぇね)」が開催する「ミルジェネ音楽祭」が1月31日(土)、東京・新宿のライブハウス「新宿Marz」で行われた。ライブではAIKA、湊莉久と蓮実クレアのゲスト陣と歌姫・沖田杏梨らが、プロミュージシャンによる生バンドをバックに圧巻のパフォーマンスを繰り広げた。 2月4日(水)にレーベルからCDリリースされソロデビューを果たしたのは2人。希美まゆは「ひかり」を、希島あいりは緊張しながらも「君へ届け」を歌い上げた。 キュートでロックな女の子のライブである「みるじぇね」だが、12回目をむかえた今回、動員数も過去最高を記録。イキオイそのままに3月29日(日)には、ピアノとギターによるアンプラグドライブを開催予定だ。■ミルキーポップジェネレーション公式HP http://milky-pop.com/<Photo by Daisuke Yamagishi>
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社会 2015年02月06日 11時45分
トホホ… 栃木の消防士が路上で女子高生に開チン
火を消さずに、何をやっていることやら。 栃木県警佐野署は2月2日、夜道を歩いていた女子高生(当時17歳)に、自身の下半身を露出したとして、公然わいせつの疑いで、同県足利市消防本部の男性消防士(24=同県佐野市寺中町)を逮捕した。 逮捕容疑は、昨年10月21日午後6時25分頃、佐野市内の路上で帰宅途中だった女子高生に下半身を露出した疑い。 同署によると、同市内では同様の事件が相次いで発生し、県警が捜査していたが、今年1月、捜査員がこの消防士を職務質問した際、その場では関与を否定していた。しかし、さすがに逃げ切れないと思ったのか、2月1日、1人で同署に出頭した。 事件当日、消防士は非番で、調べに対し、「やったことは間違いない。弁解することは何もありません」と容疑を認めている。 昨年5月以降、同市内では10代女性を狙った同様の公然わいせつ事件が、この他にも8件起きている。消防士は「他にもやった」と話しており、県警では関連を調べている。 路上で男が女性に下半身を露出する事件は決して少なくはないが、容疑者が消防士となると、事は穏やかではない。 本来、市民の安全を守るべき消防士が、まだいたいけない少女を恐怖におとしめるなど言語道断の行為。 たとえ、そのような欲求があったとしても、その立場を考えればセーブできそうなものだが、この消防士は抑制がきかなかったようだ。(蔵元英二)
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トレンド 2015年02月06日 08時00分
伝説バンドROGUE(ローグ)25年ぶり東京公演で奥野敦士「どん底から復活しました!」
伝説的ロックバンド「ROGUE(ローグ)」が1月31日(土)、解散以来25年ぶりの東京公演「GBGB Spin-off企画 ROGUEレコ発LIVE “AGAIN” TOKYO SPECIAL NIGHT」を六本木の「EX THEATER ROPPONGI」で行った。 オープニングを飾ったのは、30年来の友人というレピッシュMAGUMI率いるTHE BREATHLESS。ボーカルのMAGUMIは「今日に立ち会えただけでもハッピーだ」。ROGUEの先輩格THE ROOSTERSのリズム隊・池畑潤二と井上富雄が所属するoccupyに、競演を何度も重ねて「86年だったかな。一緒にバスに乗せられて伝説の東北ロックサーキットも回った仲」(ボーカルJILL)という盟友PERSONZらの豪華バンドも華を添えた。 ラストを飾ったROGUE。ライブ直前の27日には12歳年下の女性と結婚したことを自身のブログで発表していたボーカル奥野にはギターの香川から「なんて自由人なんでしょう。常識的に考えれば発表するならここでしょう」とMCで突っ込まれる場面も。 アンコールのラストは「感無量ってやつだね。終わったら酒ウマイだろうな。何があってもハッピーに生きようぜ!」と名曲「終わりのない歌」を演奏。途中、奥野は感極まる場面も。この日演奏した曲数は新曲を含め11曲と再結成後では最多。奥野は「ライブやるごとに1曲づつ増やしているんよ。20曲ぐらいできるようになったら武道館できるかもよ」と、6月26日に30周年記念の武道館公演が決定しているPERSONZを暗に引き合いに出して観客を笑わせた。しかしライブで「どん底から復活しました!」と奥野が叫んだROGUEにも、盟友バンド同様さらなる活動が期待されている。 「ROUGUE」は1982年に結成された「終わりのない歌」などのヒット曲で知られるバンド。メンバーは奥野敦士(Vo)、香川誠(G)、西山文明(B)、深沢靖明(Dr)。90年に解散後、それぞれ活動していたが、2008年、転落事故で奥野が頸椎損傷し、首から下が動かなくなり、車イスで生活を余儀なくされる。懸命のリハビリで歌を歌えるまでになった13年、バンドを再結成。2014年12月、再メジャーデビューアルバム「REAL AGAIN」を発売している。4月25日には群馬・ヤマダグリーンドーム前橋で開催される「GBGB 2015」の出演が決定している。■信誠会オフィシャルサイト http://www.gbgb.jp/index.html
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芸能 2015年02月05日 20時00分
イケメン俳優が片っ端からフンドシ 大河ドラマ『花燃ゆ』不調でNHKが取る“禁じ手”
NHKが批判覚悟で禁じ手に手を染める!? 3回目の放送時点(1月18日OA=15.8%)で番組視聴率が一度も20%超えを記録しない大河ドラマ『花燃ゆ』。この上向かない状態にNHK上層部も苛立ちを隠せないでいる。 「大河ドラマはNHKの看板番組の一つ。視聴率が上がらず一桁でも取ろうものなら、内外から打ち切り説が浮上しかねない。そんな事態だけは何としても避けたい」(NHK関係者) NHK局内外で大河ドラマ不要論が起こる背景には、昨今好調な朝の連続ドラマ小説の存在があるからだ。 「『花燃ゆ』に対し『あまちゃん』『ごちそうさん』『花子とアン』、そして現在放映中の『マッサン』と、どれも視聴率20%超えを達成している。これは国民的ドラマとして認知されたという証です」(制作関係者) しかし、視聴率よりももっと切実な問題が頭をもたげていた。 「ドラマ制作費です。実は大河は一本当たり1億円。朝の連続ドラマ小説は一本800万円。放送時間が短いといっても、6日間の放映と再放送を制作しても約6000万円にも達していない。朝ドラの方がコストパフォーマンスが断然良いんです。当然、これらの予算は問題となっているNHKの受信料で成り立っているため、当然、数字が悪ければ批判の対象になる。また、NHK局内の報道を中心とする改革派から、その予算を報道に回せとの大河不要論がいずれ噴出する。現在の籾井勝人会長は制作のことは何もわからないズブの素人だけに、結果だけを見てトンデモ発言をするのではと、恐れる向きもあるんです」(事情通) もちろん、NHKの大河ドラマ制作チームもこの危機を黙って見ているわけではない。 「要は、視聴率ありきの強力な演出を実行するということ。そもそも、『花燃ゆ』は制作発表された当時から“イケメン大河”との呼び声が高く、F1〜F3層(10代〜50代女性)を中心とした歴女から高い評価を得ていた」(制作会社関係者) そこで今回、制作チームはこれらの歴女らのハートを鷲掴みにする作戦を実行するという。 「ズバリ、キーワードはイケメン・ヌード。吉田松陰役の伊勢谷友介ほか、大沢たかおや東出昌大、高良健吾、要潤など、イケメン俳優をドラマ内でどんどん裸にしていく。例えば相撲、川遊び、風呂などのシーンを激増させ、自然な形でフンドシ姿を見せていく。女子はプリッとしたお尻ともっこりフンドシにキュンキュンする。そうそう、フケ専女子のために奥田瑛二のフンドシも用意していきます」(同) NHKの禁じ手戦略はどう転ぶか。
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芸能 2015年02月05日 19時00分
子だくさんの谷原章介起用で各局狙うセレブ版ビッグダディ
いまテレビ界で脚光を浴びているのが、間もなく第6子が誕生する俳優界の“ビッグダディ”こと谷原章介(42)だ。 「15人の家族を養っていた本家ビッグダディの林下清志はブレイクして、その後タレントに転身したことは説明するまでもありません。日本では子だくさんの家族は支持され、視聴率も取れるというわけです」(民放編成マン) そこでテレ朝の『痛快! ビッグダディ』同様、谷原家に密着したドキュメンタリー番組を制作しようと、各テレビ局がこぞってオファーをしているのだ。 谷原といえば、イケメン俳優としてまさに旬の人。バラエティー番組『王様のブランチ』の司会の傍ら、1月期ドラマでは『警部補・杉山真太郎〜吉祥寺署事件ファイル〜』(TBS)で初の連ドラ主役に抜擢されるなど、公私にわたりアゲアゲぶりを見せている。 「出演料はバラエティー番組の司会が一本100万円でドラマも一本180万円と比較的リーズナブルなんです。さすがにドキュメンタリーとなれば私生活をさらすことになるため、ウン千万円に跳ね返りますが…」(制作会社ディレクター) 谷原がここまで人気を誇る理由がもう一つある。 「昨年、世田谷に敷地約220坪の土地に豪邸を建設したんです。これを紹介しながら谷原のセレブリティー版ビッグダディを放映すれば、かなりの高視聴率が望めるはずです」(事情通) 谷原の子煩悩ぶりは業界内外でも有名だ。 「基本は家族との時間を最優先する人です。そんな谷原がプライバシーを切り売りしてまでチャレンジするのか? 相当の好条件を提示しないと谷原サイドを口説けないと思いますよ(笑)」(芸能プロ幹部) 果たして谷原の素顔は公開されるのか?
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芸能 2015年02月05日 19時00分
佐藤江梨子結婚! お相手は元カレ海老蔵の元スタッフで御曹司のブラジル人!
タレントの佐藤江梨子(33)が自身のブログで妊娠と結婚を発表した。 お相手は45歳の一般男性。「私、佐藤エリコは、本名が佐藤でなくなりました。先日、兼ねてよりお付き合い、婚約させて頂いてた方と入籍させて頂きました。そして、私のお腹の中には新しい命が宿っております。〜中略〜 私も旦那も、子供が欲しくて欲しくて念願叶っての妊娠でした」とブログにつづり、喜びを表した。二人は1月9日の大安に婚姻届を提出していたという。ブログ内では婚約指輪は1年半前にもらったとも告白し、結婚指輪についても、ジュエリーブランド『クロスフォーニューヨーク』で購入予定だと報告している。すでにベビー服のことも考えているようで、格安で知られる育児用品大手『西松屋』で揃える予定だそうだ。 佐藤のお相手の男性はブラジル人で、身長190センチのイケメン。父親は複数のホテルを経営している御曹司とのことだ。 二人は昨年の2月に写真週刊誌『フライデー』にツーショットをキャッチされた。その際、ツイッターにハマっている歌舞伎俳優の市川海老蔵(37)が「なんと僕の元カノと付き合ってると笑」と発言。男性の“けんじくん”という名前まで明かし、かつて海老蔵のスタッフだったことも暴露した。 海老蔵と佐藤といえば、2006年に東京月島でのもんじゃ焼きデートが発覚し、映画館でキスを目撃された仲。同年12月に佐藤が「仲のよい交際をさせていただいています。堂々としていたいし、もう追わないでほしい」と真剣な交際宣言していた。 海老蔵も「お付き合いさせていただいてます」と認め、家族ぐるみの交際に発展していたが、わずか半年で破局。佐藤が、泣きはらした顔をブログに載せ「世の中には色々な人がいます。中には人を傷つけるのが好きな人も、哀しいけれど、いたりします」と書いて話題になった。さらに翌日には「傷ついて初めて分かる。自分勝手な思い上がりと思い込み。傷ついたぶんだけ私は自分を築いてやろうって思います。強がり卒業式」と、海老蔵に熱を上げて、一方的に別れを告げられた悲しみを訴えていた。 あれから8年、佐藤は今年の初めに男性を伴って産婦人科を訪ねた。妊娠を知らされ二重のおめでたを手にした佐藤は、医師の判断を待って発表に踏み切った。出産後も仕事は続けていくという。
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その他 2015年02月05日 17時00分
プロフェッショナル巧の格言 ラッキー舞(太神学曲芸師) 「おめでとうございます!」祝いの巧が目指す究極の舞台(2)
小さい頃から舞台に関わり、高校卒業時にはアシスタントを務めるまでになった。しかし、父は娘の正式な弟子入りを許さない。 「父は曲芸師、芸人として生きることのつらさ、苦しさがよくわかってますから。自分の子供、ましてや女の子に苦労はさせたくないという親心だったんでしょう」 その後も父と娘の葛藤はあったものの、最後は父も娘の背中を押すことになり、ラッキー幸治の一座『ザ・ラッキー』に加わる。『ザ・ラッキー』は、ラッキー幸治が、太神楽を基本にジャグリングなどを取り入れ、よりショーアップした演技で売り出した一座である。この一座の公演スタイルには、ラッキー幸治の進駐軍体験が大きく影響している。戦後派でボードヴィル系の芸人には、進駐軍のキャンプ巡りで腕を磨いたというのが多いが、ラッキー幸治もその一人。 「父によれば、今の日本のジャグリングは、太神楽の投げ物が海を渡ってアメリカに伝わり、それがアメリカ流にショーアップされて逆輸入されたものが基本になっている、というんですね。そのせいか、(ジャグリングは)やっていて少しも違和感はありません」 太神楽もジャグリングも、リズムとタイミングがすべての芸だ。タイミングが一つ狂えば、それまでがいくら完璧でも、一瞬にしてすべてが台無しになってしまう、それだけに、舞台に上がる前には精神統一が欠かせない。 「精神統一というより、呼吸を整えるといった感じですね。舞台が始まったら、頭を切り換えて、あとはもうあるがまま。もし失敗したら…なんて余計なことを考えないで、その時その時を一生懸命に、スマートに務めるだけです。でもそういう気持ちになれるまでには時間がかかりましたよ。以前は、緊張感を引きずったまま舞台に上がって、よく失敗しました」 その失敗の経験で忘れられないのが、『ザ・ラッキー』でやりだした頃のテレビ出演だ。 「NHKに出演したときに、落とす外すで、同じところを何回もしくじってしまって…。失敗したらダメと思えば思うほど手元が微妙に狂ってしまって。しかもその時は公開録画。放送そのものは編集が入りますから、うまくいったところが出るんですけど、会場のお客様には、何度も何度もやり直すところをお見せするという恥ずかしいことになりました。これが寄席なんかの舞台だと、失敗も演技のうち、ということにもなるんでしょうけど、ああいう場合はそうはいきません」 やり直しがきかない厳しさも大変だが、やり直しがきくことの恥ずかしさにもつらいものがある。その恥ずかしい経験が糧になり、その後の「あるがままに」の境地につながったという。 「でも、いつもあるがままに、というわけではないですよ。今でも舞台に出る直前になって、緊張と興奮が入り混じった不思議な感覚に襲われて、不安になる時があります。そんな時は不安と向き合いながら、とにかく初心に帰ったつもりでやるしかありません」 それとは別に、芸への関わり方で生じた不安もある。 「私は曲芸師の娘に生まれたので、自然と曲芸師になりました。生まれた時から目の前にあった道を歩いてきたわけですが、それは私が切り開いた道ではありません。一時はそのことが何となくコンプレックスに感じられたこともありました。でも、これも何かの縁、誰もが縁によって生きていることに気が付いて、何事も前向きに、積極的に考えなければ、と思いましたね」 吹っ切れた気持ちで舞台に向かうことがよい結果に繋がるとの思いは、今も変わりがない。