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アイドル 2016年01月14日 20時30分
AKB48総選挙に参戦への布石? 乃木坂46が「AKB48 10周年記念シングル」に参加
アイドルグループ、AKB48が3月9日に発売する、「AKB48 10周年記念シングル」の収録内容が、所属レコード会社のHPで発表された。同HPによると、<Type E>の3曲目には、「乃木坂AKB」が歌唱する楽曲が収録されるという。タイトルは未定。 これまで、乃木坂46は結成当初から、AKB48の公式ライバルとして、距離を置くことで、自らの存在価値を高めようとしてきた。AKB48の大組閣で、生駒里奈がAKB48と兼任、SKE48から松井玲奈が乃木坂46を兼任した時も、一部のファンからは大きな反発があった。ただ、今回、歌唱するのが、「乃木坂AKB」ということで、乃木坂46のメンバーが参加することは確実だろう。 ただ、今回は「AKB48 10周年記念シングル」ということで、あくまで特別ゲストとしての参加と冷静なファンがいる一方、生駒がAKB48を兼任した時と同じように、「これは、乃木坂46が総選挙へ参加することへの布石ではないか」と反発するファンも少なくないようだ。生駒が兼任した時は、生駒のみの参加であったものの、今回はもっと多くのメンバーが参加することになるのではと憶測を呼んでいる。乃木坂46のファンは、はAKB48的な露骨な競争に飽き飽きしたファンが流れていることもあり、“総選挙”への反発は大きい。 果たして、今回の「乃木坂AKB」はあくまで“10周年”での特別ゲストとしての扱いなのか、それとも“総選挙への布石”なのか、注目が集まる。
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アイドル 2016年01月14日 17時30分
ジャカルタ爆破テロでJKT48、仲川遥香がコメント「メンバーもみんな無事です」
インドネシアの首都・ジャカルタでの爆破テロに関して、アイドルグループ、JKT48の仲川遥香が14日、自身のツイッターでコメントした。 仲川は自身のツイッターで、「私は大丈夫です! みなさん大丈夫ですか?気をつけてくださいねっ。メンバーもみんな無事です!!!!」とメンバーも被害にあっていないことを発表。続けて、「早くみなさんにも会えますよーに。私もみなさんに早く会いたいです!」とも綴った。また同じくJKT48の近野莉菜も、自身のツイッターで、「安心してください。生きてますよ!笑 今日は1日お家に居ます」と無事を伝えている。 仲川遥香はAKB48に3期生として加入。2012年にJKT48へ移籍。第1回JKT48総選挙では第3位、第2回では第2位にランクインしている。
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芸能 2016年01月14日 17時30分
GLAY、オール北海道ロケで撮影された「Supernova Express 2016」のミュージックビデオが解禁
1月27日にニューシングル「G4・IV」をリリースするGLAY。「G4・IV」はメンバー全員の書き下ろし楽曲が収録される豪華シングル。その「G4・IV」に収録され北海道新幹線開業イメージソング「Supernova Express 2016」のミュージックビデオが解禁となった。 TAKUROが作詞作曲を担当した本楽曲は、北海道庁や函館市などからのオファーにより書き下ろしが実現。故郷である北海道への思いを馳せた 歌詞と、“新幹線”をイメージさせる壮大なメロディーが印象的なPOPロックチューン。 ミュージックビデオは既に公開されている「G4・IV」収録のJIRO作曲「Scoop」と同様B'zやONE OK ROCKなどのミュージックビデオの監督を務めたフカツマサカズが担当し、オール北海道ロケを敢行。 壮大な北海道の大地での演奏シーンや地元のエキストラが700名参加した空撮シーンが盛り込まれ、旅をイメージに様々なメッセージが込められ たミュージックビデオとなった。 今作「G4・IV」は収録される4曲全てのミュージックビデオが制作されており、現在、JIRO作曲曲「Scoop」のミュージックビデオが公 開中。TERU作詞作曲曲「空が青空であるために」とHISASHI作詞作曲曲「彼女はゾンビ」は後日公開予定だ。 また3月26日北海道新幹線開業が迫る中、さらに開業を盛り上げるため、GLAYとタイアップしての北海道新幹線プロモーション「北海道新幹 線×GLAY」の展開が決定。駅・旅行センターでのポスター・パンフレットの掲出、配布、普通・快速列車内でのポスター掲出、函館駅ガラス面でのPR展開、さっぽろ雪まつ りでのPR展開が決定した。
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アイドル 2016年01月14日 16時39分
空席が目立った新年のハロコン ファンも苛立ち
新年のハロー!プロジェクトコンサートツアー、通称「ハロコン」が東京・中野サンプラザで幕を開けた。 例年通りの光景だ。しかし、どこか様子がおかしい。いつもとは空気が違う。モーニング娘。の名称が「'15」から「'16」になったことや、エース・鞘師里保の不在はあるものの、そうした織り込み済みの変化ではない。会場を訪れたハロプロファンには、不安、焦り、苛立ちなどの動揺もそこかしこに見られる。1998年から続く名物コンサートに、今、なにが起きている? 1月2日、中野サンプラザのステージに立ったのは、℃-ute、モーニング娘。'16、アンジュルム、Juice=Juice、カントリー・ガールズ、こぶしファクトリー、つばきファクトリー、そしてハロプロ研修生の総勢64名。華やかな衣装に身を包み、キラキラした笑顔とともに踊る様は、まさしく豪華絢爛。新鮮な顔ぶれも多く、フレッシュ感は満載だ。従来より30分長い約2時間半の公演時間に、全31曲というボリュームも大満足…のはず。なぜ、不安や苛立ちがファンの間に広がっているのか。 端的に言ってしまえば、「空席」が目立っているのだ。初日こそほぼ満席だったものの、2日目から一部のファンが“異変”に気づきはじめた。平日公演となる3日目、4日目には、1階後方や2階後方の数列が丸々空席に。あまりにも2階に空席が多いため、ステージ上からの「2階席のみなさ〜ん!」というお決まりの呼びかけもされなくなった。 「今年は1月4日から仕事がはじまる人も多いから、平日が埋まらないのは仕方がない」 そうした見方もある。例年より開演が1時間早い点も、社会人ファンが足を運べない理由のひとつだろう。しかし、会場やネット上で盛んに交わされているファンの声を聞く限り、空席の要因はそれらだけではないようだ。 今回のハロコンが例年と異なる点、そこから「空席」の要因を探ってみたい。 第一に挙げられるのはチケットの販売方法だ。一部例外もあるが、基本的にハロプロのコンサートチケットは、「一律価格」で販売されてきた。着席観覧の「ファミリー席」を選ぶことはできるものの、あとはすべて「一般席」として、最前席が届くのか、はたまた最後列となるのかは運次第。ところが今回は、SS席、S席、A席という全3種(ファミリー席を除く)のチケット。当然、価格も異なる。 かねてから、「座席ごとに価格を変えるべき」という声はファンの間にもあった。ならば、この変化は「改善」と見るべきだが、一概にそうも言えないのだ。前述のような意見の多くは「ハロコンのチケットは値段が高い。学生らにも購入しやすいよう、後方の席はもっと安くすべき」という旨だった。しかし、今回売り出された3種は、SS9500円、S8500円、A8000円(すべてファンクラブ特別価格)と、ファンの要望とは異なるものだった。 この料金改訂には、昨秋、運営サイドからファンクラブ会員に向けて「全国的な宿泊費の高騰など、コンサート全体経費の増大に対して」と、正直すぎるほどの説明がされている。また、近年行ってきた「2つの演目」を1つに絞ることや、公演時間を長くすることも同時に告知された。このときには発表されていないが、「休日の1日3回公演撤廃」も含め、「効率」を重視したビジネス的な判断と言えるだろう。 この販売方法に、ファンは困惑した。今までならば、一律価格で申し込めば、運良く前方のチケットが回ってくる可能性もあった。しかし、数量限定のSS席の抽選に外れてしまえば、「埋もれ」と呼ばれる中盤以降の席しか手にできないことがはじめから分かっていた。「後方席」と予告されたA席を望む者などいるはずがない。結果、「買い控え」や「様子見」が進んでしまったのだ。 さらに踏み込んで考察するならば、「転売屋」と呼ばれる者たちの存在も大きく関わってくる。彼らはファンクラブで正規に購入したチケットを、ネットオークションなどで転売する。当然、不正行為ではあるが、事実上の野放し状態だ。運営側にとっては、チケットが正価で売れさえすれば、その後にどのような価格でやり取りされようが関係ない、というのが正直なところかもしれない。しかし転売屋は、利益が望みづらい後方のA席など、端から購入しない。結果、これまで転売屋が放出した後方席を比較的安価に入手していた客層は、観覧自体を見送った。 今回のハロコンが取りこぼしている客層がもうひとつある。「リピーター」だ。長期間にわたって公演を重ねるツアーでは、何度も足を運ぶリピーターの存在が不可欠だ。しかし、前述のように「演目の一本化」を事前に発表。全31曲のうち4曲の回替わりを設けてはいるものの、残り27曲がまったく同じとなるため、リピート来場へのモチベーションが湧きづらいのだ。 コアなファンになりづらい女性客やライト層の取り込みを近年強化していたこと、ハロプロ全体ではなくひとつのグループを中心に応援する“専ヲタ”が増えていることなども、ハロコンでのリピーター減少の一因になっているはずだ。 このような現状に対し、「空席があっても俺たちには関係ない。別に気にすることではない」とクールな態度のファンもいる。しかし一方では、空席が多くなった要因を真剣に考え、ときには運営に対する厳しい言葉も混じえながら、改善の方向を語るファンも少なくない。いや、それが大多数だろう。 それも当然だ。客入りが悪ければ、いずれ公演そのものが存続できなくなり、自分たちが応援するアイドルの活動が危うくなる可能性だってあるわけだ。ファンによる“ダメ出し”も、熱烈な愛情と期待ゆえだ。 こうしたあたたかく親身なファンが多いのも、老舗ハロプロならではだろう。あとは、ファンの心配や不満、信頼や期待に、運営サイドがどう応えていくかだ。 ブームは去ったと言われがちなアイドル業界。「空席」問題は、どのグループにとっても他人事ではないだろう。多くの卒業や解散を経て、2016年が「変化」の年になるのは間違いない。ビジネスとして効率を考えるのは当然であるし、じわじわと環境が悪くなるのを待たず積極的に変化を打ち出すのも評価したい。半年後、夏のハロコンがどのように変化していくのか、今から楽しみだ。【リアルライブ・コラム連載「アイドル超理論」第十回】
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トレンド 2016年01月14日 16時24分
祝! メンバー全員が地元で成人式を迎える、たんこぶちんの佐賀への想い
佐賀県出身の5人組ガールズバンド「たんこぶちん」。昨年3月にメンバー全員そろって上京し、着々と人気・実力共にガールズバンドシーンを牽引する存在に成長した彼女達だが、2月10日には早くも4作品目となるアルバム『TANCOBUCHIN vol.4』をリリース予定だ。 そんな中、彼女達がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「たんこぶちんのオールナイトニッポンR」が2016年2月13日(土)深夜3時〜放送されることが決定した。 「全員参加の音楽番組」がテーマの本番組の放送に先立ち、「たんこぶちん」の地元・佐賀県を応援する楽曲募集を音楽コミュニティアプリ「nana」でスタートしている。優秀作品は放送内で「たんこぶちん」自らがコラボを実施する他、佐賀県の名産品がプレゼントされる。本放送では、楽曲募集以外にも、リスナーからのリクエストに応える弾き語りコーナーの実施を予定している。 リリース後のインストアイベントを始め、3月13日からは渋谷クラブクアトロを皮切りにワンマンライブも予定しているので、是非会場にも足を運び、さらに力強くクリアになった彼女達の演奏を生で感じてみてはいかがだろうか。●楽曲応募方法アプリ「nana」にて課題歌詞にユーザーの思い描くメロディをつけた、もしくはアカペラで歌った音源をアプリにアップロードするだけ。歌詞は地方(ローカル)を題材とした小説『あなたに似た街』(藤井青銅著・小学館)に登場する、地元のシャッターストリート商店街を元気付けるために結成された架空のガールズバンドの曲である。●nana(アプリ)http://nana-music.com/
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アイドル 2016年01月14日 16時00分
JKT48 近野莉菜がジャカルタの爆破テロにコメント「今日は1日お家に居ます」
インドネシアの首都・ジャカルタでの爆破テロに関して、アイドルグループ、JKT48の近野莉菜が14日、自身のツイッターでコメントした。 近野は自身のツイッターで、「ジャカルタで爆破テロが起きましたが…安心してください。生きてますよ!笑 今日は1日お家に居ます」とコメント。無事であることをファンへ伝えた。 近野莉菜はAKB48に5期生として加入。その後、大組閣でJKT48へ移籍。第2回JKT48総選挙では18位にランクインしている。
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芸能ネタ 2016年01月14日 15時41分
SMAP解散で海の外に目を向けそうな草なぎ剛
メンバー間の分裂による解散が報じられ渦中のSMAPの草なぎ剛が14日、報道後初めてテレビ番組に生出演した。 この日から同局では草なぎの主演ドラマ「スペシャリスト」がスタートするとあって、その番宣で「羽鳥慎一モーニングショー」などに生出演した。同番組では羽鳥慎一アナとともに、大好きだというパーカーの話で盛り上がり笑顔も見せるなどした。しかし、同番組でも、ほかの番組でも、SMAP解散については一切言及せず番宣に終始した。 「あまりにも事が重大すぎて、1タレントが軽々しくテレビでコメントできるレベルではなくなってしまった。今後も、しっかりとSMAPのメンバーの去就が確定するまではコメントすることはなさそうだ」(芸能記者) 88年にSMAPの結成メンバーに選ばれた草なぎは、多くの芸能人が通った東京・堀越学園高校に自宅から片道2時間かけて通学。当時、SMAPの活動が忙しくなかったこともあり、3年間「無遅刻・無欠席」の皆勤賞で卒業。その際、堀越の全コースの卒業生が対象で、学業優秀・品行方正だった10人に贈呈される「堀越賞」を受賞した。「芸能活動コース」の卒業生が「堀越賞」を受賞したのは草なぎが初めてだった。 その後、一躍SMAPが大ブレークしたが、まず個人で注目されたのがジーンズ好き。数多くのビンテージジーンズを所有し、99年からは「男性ベストジーニスト」に5年連続で選ばれ、殿堂入りを果たした。 次に注目されたのが韓国語の習得。韓国好きで何度も訪れているうちにハマり、01年からは韓国での自身の活動や自身と韓国人との対談などが放送される深夜バラエティ番組「チョナン・カン」がスタート。韓国進出も果たした。 「その後、国内での活動が中心となったが、草なぎは周囲に『時間があったら韓国に留学したい』と話していたという。日本での“韓流ブーム”は下火になったが、韓国でチョナン・カンはいまだに有名。独立後は再度韓国進出もありそう」(テレビ関係者) 「SMAP」の縛りが取れれば好きな活動を存分にできそうだ。
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アイドル 2016年01月14日 15時00分
あのアイドルが「RIZAP」に挑戦! 美しい大人の女性へと変貌
あのアイドルが、「RIZAP」の新CMに登場することが、わかった。1月15日(金)よりCMオンエアがスタートする。 「RIZAP」といえば、“結果にコミットする”のコンセプトのもと、数々のダイエットを成功させ、独特な音楽のCMとRIZAP利用者のビフォーアフターが話題を呼び、世間から大きな注目を集めた。芸能界でも「RIZAP」に挑戦する者も多く、SMAPの香取慎吾、ナインティナインの岡村隆史、生島ヒロシ、TKOの木本武宏らが挑戦し、見事結果にコミットした。 幼児体型でぽっちゃりお腹が目立っていたという某アイドル。RIZAPのプログラムを通じて、美しい大人の女性へと変貌した。 トレーニングと徹底した食事管理に取り組んだ某アイドル。2か月間トレーニングを終え、CM撮影に挑むとトレーナーと一緒に涙を流す姿もあり、感動のシーンとなった。「最後にいい涙を流して、最高の形で終わることができてよかったです」と喜びを語った。 “あのアイドル”とは誰なのか気になるところだ。
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レジャー 2016年01月14日 15時00分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(1/17京都・1/17中山)
今週デビューの注目馬は、1月17日(日)京都第6R芝1800m戦に出走予定のフリーフォール。馬名の由来は「自由落下。落体の法則」。牡、鹿毛、2013年1月24日生。栗東・角居勝彦厩舎。父ヴィクトワールピサ、母ワイ、母父Galileo。生産は安平町・追分ファーム、馬主はG1レーシング。愛馬会法人・G1サラブレッドクラブの募集馬で総額5000万円。祖母は全欧2歳牝馬チャンピオンのランプルスティルツキン。本馬はヴィクトワールピサ産駒らしいムチッとした筋肉を持っており、それでいてしなやかで柔軟性がある。特に上腕の発達は目を見張るものがあり、走りにはバネがある。距離は中距離が合いそうだ。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。 もう一頭の注目馬は、1月17日(日)中山第6R芝2000m戦に出走予定のプレイヤード。馬名の由来は「昴(仏)」。牡、鹿毛、2013年4月6日生。美浦・田中剛厩舎。父ゼンノロブロイ、母コンポステラ、母父Empire Maker。生産は新ひだか町・土居忠吉氏、馬主は前田幸治氏。半兄2頭はダートで1勝を挙げたオベリスク(父フジキセキ)、エンカウンター(父ゴールドアリュール)がいる。本馬は骨量、筋肉量ともに豊かでがっしりとした馬体の持ち主。全体の印象からスピードタイプというよりもパワータイプだろう。凛とした顔つきをしており気性は良さそうだ。距離はマイルから2000mあたりが良さそう。なお、鞍上には蛯名正義騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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スポーツ 2016年01月14日 15時00分
箱根駅伝で“掟破り”の選手起用!? 山登り “往路5区”を巡る心理戦の“裏”
『山の神』の到来は、今年が最後になるかもしれない。 正月の風物詩・箱根駅伝は青山学院大学の2年連続2度目の総合優勝、それも1区から一度もトップの座を譲らない“完全優勝”(39年ぶり)という劇的なゴールで幕を閉じた。 「ポイントになったのは、昨年に続いて往路5区を走った神野大地(4年)でしょう。11月の全日本駅伝では失速し、昨年の箱根で『山の神』と呼ばれたときとは大違いでしたが、わずか1カ月余りで復活させた原晋監督の手腕はさすがです」(取材記者) 過去10回の大会を振り返ってみると、この山登り区間の往路5区で区間賞を獲った大学のうち、10校中7校が総合優勝を勝ち取っている。その最重要区間の“個人技”に対抗するため、実は有力大学間で選手エントリー時に心理戦が繰り広げられていた。 「山梨学院大が外国人留学生を2人使おうとしているとの情報が広まったのです」(同) 箱根駅伝にも、実はプロ野球の外国人選手枠のような“紳士協定”が存在し、「留学生は一校1選手のみ。補欠登録を含め、2選手まで」という取り決めになっている。日大、拓大、東京国際大などにも留学生はいる。だが、山梨学院大のエクック・オムワンバ(4年)、ドミニク・ニャイロ(1年)の走力はともに図抜けており、「この留学生を2人とも使う」という動きを見せていたのだ。 「最終的にはニャイロが往路2区を走り、7人抜きの快走を見せてくれました。一方のオムワンバは、3年前、2年前ともに直前になって故障し、箱根には出られなかった。出雲、全日本ともに後輩に出場を譲っていたため、何とかしてやりたいと学校側が思っても仕方がないことではあるのですが…」(同) 山梨学院大はギリギリまで出場選手を伏せた。最終的に“紳士協定”は守られたものの、有事のときは、他大学も「日本人選手故障、緊急で留学生起用」で対抗する気配があったという。 「来年度以降、往路5区の距離を縮める方向で主催者は検討に入りました。そうなると、5区の突出した個人技よりも、総合力での戦いになる。どの学校もシード権が欲しいので、こういった心理戦に発展したんです」(関係者) とはいえ、結果的に“紳士協定”破りがあったほうがレースは盛り上がった?