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社会 2016年01月14日 10時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第157回 日本を「小さく」せよ!
日本国は、世界屈指の自然災害大国である。特に日本の国土面積は世界のわずか0.25%にすぎないにもかかわらず、世界で発生するマグニチュード6以上の大地震の2割は日本列島周辺で起きているという事実は深刻だ。日本列島は、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート、そして北アメリカプレートと、四つの大陸プレートが交差する真上に位置している。今、この瞬間に足元で大地震が発生し、われわれ一人一人が「被災者」になってしまう可能性は常に存在する。 大震災が頻発する日本国においては、国民が「分散して暮らす」ことが極めて重要になる。日本列島の各地に分散して住み、いざというときは「互いに助け合う」ことを実行に移さなければ、日本国において国民は生き延びることができないのである。 むろん、単に分散していればいいという話ではない。各地の国民が、モノやサービスを生産する力、すなわち「経済力」を蓄積する必要もあるわけだ。 例えば、2014年2月の豪雪災害で大きな被害を受けた山梨県には、除雪車が不足していた。そのため、新潟県から除雪のプロたちが除雪車とともに駆け付け、救援活動を行ったのである。当時、山梨県の近隣に「除雪サービス」を十分に蓄積した地域がなかった場合、被害がさらに拡大したことは疑いない。 自然災害発生時に威力を発揮するのは、モノやサービスを生産することを可能とする供給能力(=経済力)であって、おカネではない。どれだけおカネがあったとしても、被災者を救うための経済力が各地に蓄積されていなければ、どうにもならない。 そして、経済力を強化するためには、実は人口が「集中」していた方が都合がいいのである。人口が集中しているとは、すなわち「市場がでかい」という話になる。少ない人数を相手にビジネスをやるよりも、膨大な「市場」に対しモノやサービスを売り込んだ方が、間違いなく所得を稼ぎやすい。つまりは「GDP」が成長するのだ。GDPとは、生産者が生産したモノやサービスが消費、投資として購入された金額の総計(支出面のGDP)という意味を持つ。 経済成長を実現し、モノやサービスを生産する力を蓄積するためには、人口が集中していた方が都合がいい。とはいえ、日本国全体の安全保障を考えたとき、国民ができるだけ分散していた方が望ましい。 集中と分散。言葉としては明らかに相反する二つを両立させることなど、果たしてできるのだろうか。 実は、できる。すなわち、新幹線や高速道路に代表される、交通インフラの整備によって。 昨年暮れの12月18日、2027年の東京〜名古屋間の開業を目指して建設が進められているリニア中央新幹線で、難所とされる南アルプスを貫くトンネル工事が始まった。リニア新幹線が開通すると、品川駅から名古屋駅まで、何と40分で結ばれることになる。こうなると、事実上、東京圏と名古屋圏という経済圏が「一体化」することになるわけだ。これまでは、主に名古屋圏ばかりを標的市場としていた東海地区の企業は、「隣町に行く感覚」で東京圏を相手にビジネスを展開できるようになる。 あるいは昨年の6月、「山陰リニア整備後の40年間の累計効果は18兆7900億円で、従来型の新幹線が整備された場合も3兆3789億円の効果がある」との試算が発表された山陰新幹線が、リニア方式で実現すると、これまでは鉄道で3時間以上もかかっていた鳥取と京都、大阪の間が、30分を切る可能性すらある。何しろ、鳥取と京都・大阪間の距離は、東京〜名古屋間よりもはるかに短い。東京〜名古屋間が直線距離で260キロあるのに対し、鳥取〜大阪間が145キロ、鳥取〜京都間は150キロにすぎないのだ。 鳥取から30分で京都や大阪に行けるとなると、もはや「通勤圏内」である。鳥取の企業は、「隣町に行く感覚」で京阪地区と商売ができる。逆に、大阪や京都の企業にとっても、商圏が鳥取をはじめとする山陰地方に広がることになる。 新幹線はヒトの移動の話だが、物流面でも「市場を広げる」となると、やはり高速道路の整備も必須となる。例えば宮崎県は大消費地である福岡経済圏と、いまだ九州西側の九州縦貫自動車道以外の高速道路で結ばれていない。途切れ途切れでミッシングリンク(未整備区間)が少なくない東九州自動車道経由で、5時間近くもかかってしまう。 東九州自動車道のミッシングリンクが解消され、宮崎〜福岡が2時間程度に短縮されると、宮崎の農業の市場は一気に拡大することになる。トマトやマンゴーなど、足が早い農産物であっても、福岡県の市場で販売することが可能になるわけだ。 そもそも、わが国は今後、生産年齢人口比率が低下し、人手不足が深刻化していく。だからこそ、高速道路を建設していかなければならない。高速道路を建設し、物流の「時間」を短縮することで、各人の生産性を向上していく必要があるのだ。 さらに、高速道路や新幹線等により「日本を小さく」することで、これまで成長から取り残されていた日本の地方を各都市部の「経済圏」に組み込むことが可能になる。地方にとってみれば、いきなり「商圏・市場が拡大した」という話になり、間違いなく経済成長率が高まる。 地方の経済力が強化されていけば、例えば首都直下型地震が発生した際には、「十分なモノやサービスの生産能力」を持つ各地の日本国民が首都圏の被災者を救援してくれる。新幹線や高速道路が「日本を小さくする」ことで、首都圏の住民の防災安全保障もまた強化されることになるわけだ。 わが国にとって地方経済を成長させることは「その地域に住む住民」のみのためになるという話では決してないのである。日本全国に住むすべての日本国民の「非常事態への備え」のためにも、日本国は地方に交通インフラを整備し、日本を「小さくする」べく投資を継続していかなければならないのだ。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能ネタ 2016年01月13日 20時30分
ブラマヨ小杉 第二子が誕生
お笑いコンビ、ブラックマヨネーズの小杉竜一に第二子となる長女が誕生したことがわかった。 12日、午後1時54分に都内の病院で夫人が2618グラムの女児を出産。母子ともに健康とのこと。 小杉は、「二人目のベイビーヒーハーが我が家にやってきてくれました。嬉しすぎます! 産まれてきてくれてありがとうヒーハー!」とコメントしている。
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芸能 2016年01月13日 17時36分
橋本マナミ 飲み過ぎて洋服のまま入浴で記憶なし
モデルの橋本マナミが13日、都内でカプセル型“新飲み会対策サプリメント”「ササコール」製品PRイベントに出席した。 無類の酒好きという橋本。「食事と一緒にお酒をいただくのが好きです。和食だったら日本酒、肉でしたらワインですね」とニッコリ。今までの最高酒量については「日本酒6、7合とか、テキーラではショットで14杯を一気に飲みました」と豪快な飲みっぷりを披露。 酒の失敗談を問われると「最近ですが、飲みすぎて家に帰って洋服のままでお風呂に入ってました。全然覚えてなくて、ヤバイですね」と苦笑い。 なお同イベントにはお笑い芸人 メイプル超合金も出席した。 (アミーゴ・タケ)
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トレンド 2016年01月13日 16時51分
春のコレクションLUNASOL「煌めき浄化 kirameki jyouka」 全9アイテムが1月15日発売
株式会社カネボウ化粧品は、「上質の女」をコンセプトに、手を抜かずに丁寧にメイクをすることで、こころまで洗われるようなメイクアップを提案し続けている「ルナソル」から、春ならではの高揚感を表現したメイクアップコレクション「煌めき浄化」を、1月15日(金)より発売する。 今回新発売となるのは、全9アイテム(うち、2アイテムは限定発売)。光にあふれ、草木が芽吹き、始まりの予感に満ちる春に感じる高揚感を、繊細なきらめきと澄んだ彩りで表現したコレクションとなっている。
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アイドル 2016年01月13日 16時00分
NMB48 山本彩が一部ネットニュースの報道を完全否定「完全フィクションの記事」
アイドルグループ、NMB48の山本彩が一部ネットニュースの報道に反論した。 一部ネットニュースで、11日に「山本彩の悪評が噴出していた」「ひとりだけ頭ひとつ抜き出ている状況を、まったく謙虚に受け止めてはいない」、さらには、「番組プロデューサーに男性の紹介を依頼」などと書かれた記事が掲載された。 この記事に関して山本は、自身のトークライブアプリ「755」で、「何だか、完全フィクションの記事が出ているみたいで」と反論。さらに、「事実無根な話をされるのは非常に残念ですが知名度が上がっていると思っておきます」と綴った。また、「天狗にもならない!! 自分ひとりの力で出来ることなんて何ひとつないんだから」とも語っている。
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アイドル 2016年01月13日 15時30分
NMB48 山本彩の最新写真集「みんなの山本彩」 3万部増刷決定
8日発売のNMB48、山本彩の最新写真集「みんなの山本彩」の3万部増刷が発売初日に決定した。 「みんなの山本彩」は、“裏”とも言うべき飾らない“山本彩”が詰まった1冊。3週間限定でファンをはじめ、スタッフやメンバー関係なく、“山本彩”を撮り放題。完全にオフショットのみで写真集を構成するという前代未聞の企画になっている。【山本彩コメント】お蔵入りの可能性まであったのですが、無事発売することができ、その上増刷までしていただくことになったようで、ファンの方々、関係者の皆様には感謝しかありません。今までの写真集とは違って、ファンの皆様と作り上げた1冊なので、是非大切にして頂ければ嬉しいですし、私にとっても大切な作品になりました。NGギリギリのショットだったり、今までに見せたことのない私の素顔が見れますので、是非たくさんの方に手に取って欲しいと思います。
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アイドル 2016年01月13日 15時00分
SKE48 松村香織がSMAP解散報道にショック
アイドルグループ、SKE48の松村香織が、SMAPの解散報道にショックを受けている。 かねてからSMAPのファンであることで知られている松村。きょう、SMAPの解散報道が一部スポーツ紙で報じられると、自身のツイッターで、「朝起きたらメンバーや友達から多数のLINEが 全部解散についての内容だったwww 大丈夫じゃないけど本当か分からないし慌てても仕方ないから応援するのみ」と書き込んだ。 さらにツイッターには、“だいすき”“生き甲斐”とのハッシュタグがつけられている。
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ミステリー 2016年01月13日 15時00分
創作実話を紡ぐ人々(2)
ソーシャルメディアなどで「創作実話」なる言葉を目にする機会が増えたが、それは文字通り実話の体裁で創作された物語だが、全くのオリジナルというものではない。多くの場合は元ネタとなる実話から物語として筋が通りにくい部分を取り除き、謎めいていたり心温まるような要素を強調することで成立している。つまり、実話が「現実の出来事」あるがゆえに内包してしまう人間のいやらしさやツラミ、複雑で理解し難い背景などを漂白し、興味深い部分のみを濃縮したのが創作実話といえ、それゆえに人々の心に浸透しやすく、ネットが身近になる以前から存在していた。 最近の代表的な創作実話としては「艦これにハマった元軍人」があり、またネット以前から伝わる「江戸しぐさ」は、最も成功した創作実話のひとつだ。そのような創作実話のひとつに、艦これの流行をきっかけとして注目を浴びた「悲運の軍艦シャルンホルスト」がある。これは、ナチスドイツの軍艦シャルンホルストが、建造段階から様々な怪奇現象にみまわれ、やがて悲惨な最後を遂げるというもので、史実的な裏付けは全く無い、文字通りの創作実話であった。 このエピソードは、世界各地の不可解な事件や出来事を集めて紹介する「世にも不思議な物語」という番組のフランク・エドワーズというラジオパーソナリティが著書で取り上げ、広まったとされる。ただ、フランク・エドワーズは新聞記事などを番組で紹介するという体裁をとっていたため、さらに元となる記事が存在する可能性も高いのだが、それは伝わっていない。 ともあれ、フランク・エドワーズの著書は大きな成功を収め、超常現象の研究家として注目をあつめるようになった。また、エドワーズはジョージ・アダムスキーなどによる宇宙人や空飛ぶ円盤との遭遇体験に強く惹きつけられ、早くからラジオ番組でも取り上げていた。そのため、彼の著書は未確認飛行物体の研究家からも熱狂的に迎え入れられるのだが、エドワーズの死後に大半が「悲運の軍艦シャルンホルスト」と同様の創作実話と指摘されている。 なぜなら、エドワーズは紹介したエピソードに「事実とは全くことなる情報」を仕込んで、それとなく「創作実話であることを示し」ていたのだ。この「悲運の軍艦シャルンホルスト」にも、恐ろしげな「進水式前夜に原因不明の事故によって船台から滑り落ち、翌朝に集まった関係者を驚かせた」なるエピソードを紹介している。ところが、シャルンホルストの進水式は盛大に報じられ、多くの記録や写真も残っている。また、エドワーズの著書は1950年代に発行されているが、その当時はまだ進水式の報道に接した人々も多く、わかる人にはわかるネタとなっていたのであろう。 ところが、エドワーズの著書が日本で翻訳され、語り継がれる間にそのようなサインが失われ、よりもっともらしくかつおどろおどろしいエピソードが加わって、創作実話としての完成度を増しているのである。(続く)
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芸能ネタ 2016年01月13日 15時00分
2016年は我慢の限界がブレークする? 日テレ笹崎里菜アナを押さえつける局の意向
2015年上半期の話題をさらった女子アナと言えば、日本テレビ新人アナウンサーの笹崎里菜(23)だろう。 昨秋からは日曜朝の情報番組『シューイチ』に配属されてレギュラー番組を持ったが、最近はパタリと話題に上らなくなっていた。そこで近況を探ってみると、さっそくちょっとした“トラブル”を抱えているのだという。 ホステスのアルバイト経験を理由に内定を取り消されるも、日テレ相手に訴訟を起こし、アナウンサーの座を勝ち取った笹崎アナは、間違いなく2015年の主役の一人だった。 有吉弘行に「はれもの」とあだ名を付けられるなど、ブレーク間違いなしという状況だったが、いまは大きな話題がない。それには理由がある。 「入社直後は、わざわざ笹崎を一目見ようと局員が集まったほどでした。しかし、日テレはいまでも笹崎ばかりが目立つことをよしとしていない。そのため、世間はもちろん、局内でも、ほとんど話題にならなくなった」(日テレ関係者) 笹崎アナは現在『シューイチ』の『SHOWBIZ』コーナーで、主にエンタメ情報を担当しており、芸能人へのインタビューをする機会も多い。さすが“人の話を聞く仕事”をしていただけあって、面白い話を引き出す能力は新人とは思えないほど高いとのこと。 「気遣いもできるし、他人の懐に飛び込むのがうまい。インタビュアーとしては一流になる素質を秘めていると言っていい。だけど、なぜかテレビ的に“おいしい部分”を結構カットされてしまうことが多いのです。わざとではないと思いますが、さすがに笹崎に同情する声もあがっています」(別の日テレ関係者) いまのところそういう編集に対して、笹崎アナがクレームを付けたとの情報はないが、それも時間の問題とみられている。 「まだ新人とあって猫をかぶっていますが、根は平気で上司にもズケズケと自分の意見を言えるタイプ。さすがにイライラが募っているようで、いつ爆発してもおかしくなさそうな状況です」(前出関係者) 日テレに入社してからは頑張って優等生を演じようとしている笹崎アナだが、性格は喧嘩上等タイプ。2016年は“本領発揮”となるか。
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芸能ネタ 2016年01月13日 15時00分
さんま初監督映画の主演にキムタク起用の可能性
解散問題で揺れるSMAP・木村拓哉。芸能界には大親友がいないことを公言しているが、本音をぶつけられるほど尊敬し、信頼しているのは、明石家さんまだ。 2002年にドラマ『空から降る一億の星』(フジテレビ系)で共演してから、公私をともにすることが増えたふたり。互いに誕生日プレゼントは欠かさず、さんまが木村宅を訪れたこともある。14年には、木村が大ヒットドラマ『HERO』(同)の第1話で着ていたTシャツを、さんまがスタッフに内緒で借りて、“27時間テレビ”(同)で着用。テレビを通じて遊びあったこともある。 そんなさんまは、昨年60歳の還暦を迎えている。55歳になったあたりから、“還暦引退”を真剣に考え、田舎で陶芸に勤しむ姿を描いていた。ところが、依然として好感度の高いさんまを世間が放っておくはずがなく、引退を撤回。60歳を超えても芸能界に身を置くビートたけし、タモリが存命なうちは、辞めることがないという。 さんまがほかのお笑い芸人と異なる点は、言葉で商売をしているがゆえ、発言を湾曲されかねない雑誌のインタビューに答えないこと。そして、映画監督に手を出さないことだ。ところが、引退を視野に入れ出したころ、映画進出を目論んだ。 自身は監督業に専念。題材は、30年来の仲間であるジミー大西。主演は、時の人となった木村だ。すでに、さんま、木村、ジミーの個人的同意は得ており、いつ本格的なGOサインが出てもおかしくない状態。 もちろん、現段階では絵に描いた餅に過ぎない。木村は現在、東京と京都を行ったり来たりの毎日で、17年に公開される映画『無限の住人』の撮影に追われる。さらに、SMAP解散問題はこれから佳境に差しかかるだけに、新規の仕事には慎重にならざるをえないことも予想される。 しかし、「おじき」と呼ぶさんまと交わした男の約束。いつか叶う日が来るに違いない。